氷の神殿 日光 雲竜渓谷
日光の懐深い女峰山の中腹、女峰山から流れ出ている稲荷川の上流、およそ標高1400メートルに位置する「雲竜渓谷」に、厳冬期にだけ氷の大神殿が出現する。
稲荷川の右岸(上流に向かって左側)に沿ってはしる林道の車止めゲートから、林道をひたすら登る。稲荷川展望台を過ぎ、日向砂防堰堤入口分岐を左へ進み、歩きだしてからおよそ1時間30分程の「洞門岩」で林道を離れ、稲荷川の河原を歩いていく。
出発してからおよそ2時間で林道終点(雲竜渓谷の入口)へ到着するので、ここでアイゼンを装着するなど冬山装備を整え、入渓する。
広い河原を先行者のトレースにしたがいしばらく歩くと、渓は急にその幅を狭め、切り立った両岸の壁が氷柱の壁となっている。 雲竜渓谷の核心部、氷の大神殿「友不知(友知らず)」への入口である。
氷の大回廊を抜けると、河原は再び広くなり、左手には青白い氷柱群が崖の上から垂れ下がり、まるで氷の神殿のようだ。このあたりを「友不知」と呼ぶようだ。
そして、渓谷の上流部へ目を向けると、凍りついた落差150メートルの「雲竜瀑」を仰ぎ見ることができる。
雲竜瀑の核心部である滝壺へは、手前の小さな滝(F1)を越えなければならない。
壮大な雲竜瀑を間近に眺めながら休憩をとり、帰路につく。
帰り道の途中、雪の上でクロカワゲラを見つけた。
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