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November 2005

2005.11.30

日光山内紀行(二荒山神社)

 今回も日光山内紀行と題して、日光二荒山神社を紹介します。

 二荒山神社の歴史は、霊峰補陀洛山(二荒山)(男体山)を信仰の対象とした山岳信仰をその源とし、今からおよそ1200年以上前の奈良時代、日光開山の祖「勝道上人」が、二荒山登頂の志を立て、大谷川を渡って、川の北岸の地に四本竜寺を建てたころまでさかのぼることができます。_020

 四本竜寺(右の写真)は、大谷川を渡った勝道上人が、始めて草庵を結んだ日光発祥の地で、勝道上人が礼拝していると、「紫雲石」から紫雲が立ちのぼり、そこに青龍・朱雀・白虎・玄武が現れたという伝説があります。現在の輪王寺の発祥の地でもあります。

 苦しい修行を積んだ勝道上人は、782年に二荒山登頂を果たし、山頂に小さな祠(奥宮)を祀りました。その後、784年に、中禅寺湖の北岸に日光山権現(中宮祠)と中善寺(立木観音)を祀りました。

_019 そして790年に、二荒山の神霊を祀るために本宮神社(本宮)(右の写真)を建てたのが二荒山神社のはじまりとされています。本宮神社は、二荒山神社発祥の地とされています。その後、大谷川の洪水などの災害を避けるために現在の場所に移ったそうです。今現在私たちが二荒山神社として参拝している社殿は、この「本宮」に対して「新宮」と呼ばれています。

 何故、勝道上人はお坊さんなのに神を祀るのでしょうか?ちょっと分かりづらいのですが、日光山はもともと神仏習合により神社もお寺も本来一体のものだったのです。それが、明治時代の神仏分離令によって現在のような形で寺社が分立したわけです。つまり、男体山は大己貴命という神であり、千手観音という仏なのです。難しいですよね・・・・・。

 

 

 

 

 

 

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2005.11.26

日光山内紀行(外山)

_024  今日は久しぶりに日光の外山(880メートル)に登ってきたので、外山を紹介します。

DSC01575 外山は日光山内の北に位置する小さな山で、頂上には毘沙門堂(輪王寺のもの)が祀られています。ちょうど輪王寺や東照宮の鬼門にあたり、日光山内の鬼門除けの役目を果たしているといわれます。1年の内で、正月3日しか開帳せず、この日だけは縁日として多くの人で賑わいます。隊長もここ数年、毎年1月3日は参拝に訪れます。

DSC01573  880メートルという標高ですが、登りごたえのある山です。参道(登山道)入口から5つの鳥居がありますが、5つ目の鳥居を過ぎるまでは針葉樹(杉)の林で昼なお薄暗い雰囲気ですが、ここを過ぎれば広葉樹の林となり、展望もひらけてきます。
 頂上までは急な登りが続いていますが、頂上からの眺望は素晴らしく、南に目を向ければ日光市内が、北西には女峰山を間近にながめることができます。隊長は、女峰山の眺めが気に入っています。

DSC01569  是非、みんなも一度は登ったらいいでしょう。登るのに40分程度です。運動靴でも問題ないですよ。

 

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2005.11.25

日光山内紀行(滝尾神社への参道)

_036  日光山内の滝尾神社までの参道を案内します。

 多くの参拝客で賑わう二社一寺のある日光山内の北部に、二荒山神社の別宮の滝尾神社があります。滝尾神社のことは過去の記事で紹介していますが、この滝尾神社までの参道(およそ600メートル程度)は、訪れる人もまばらで、静寂につつまれ、実に趣深く、また、以外と知られていない史跡が数多く存在します。

_027  東照宮社務所(東照宮の東にある)の東の小路を進むと、すぐに石畳の参道に出ます。すぐに朱塗りの小さな堂が目に入りますが、これが「観音堂」で、多くの「香車」が供えられています。ここは楊柳観音をまつる安産信仰の社で、直進しかできない香車の駒に、安産の願いを託しているそうです。観音堂の裏手にまわると、二つの石が祀られている「陰陽石」や、岩壁のくぼみに六体の神仏の祀られている「仏岩」、「勝道上人の墓」などがあります。 _032

しばらく進むと、梅鉢紋のある石碑を背にした小さな祠が見えてきます。これが菅原道真公を祀った「北野神社」です。この他にも、順番に「神馬の碑」「飯盛杉」大小べんきんぜいの碑」などが、訪れる我々を楽しませてくれます。また、杉の巨木が数多く残っているのも驚きです。_038

 滝尾神社の手前には「白糸の滝」があり、日光の山々から流れ出る清らかな流れが、疲れを忘れさせてくれます。急いで歩いたらほんの15分程度の行程ですが、多くの史跡をゆっくりとながめると、二時間以上かかります。

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2005.11.23

日光山内紀行(食事編)

 どうも、またまた日光山内紀行をお届けします。今回は日光山内で美味しい料理を出してくれるお店を3軒紹介します。
 輪王寺の西に、大きな駐車場がありますが、その駐車場の東隣に、「西洋料理 明治の館」「仏蘭西懐石 ふじもと」「精進料理 堯心亭」という店があります。

_057  明治の館は、明治時代に建てられた石造り洋館をそのまま店舗にした、歴史と品格のただよう店で、明治時代に育まれた西洋料理を出してくれます。料理はオムレツライスやハヤシライス、メンチカツレツ、ミートコロッケなど単品料理も揃っていますが、コース料理がおすすめです。また、この店は、チーズケーキやヨーグルトなどのデザート類も評判で、休日には大勢の人が訪れ、テーブルがあくのを待つことも珍しくありません。_060

 ふじもとは、日本の素材をフレンチスタイルにアレンジした仏蘭西懐石の店で、料理を箸で食べることができます。昼の時間帯にはリーズナブルな懐石ランチを出してもらえます。コース料理は、月替わりでメニューがかわるスタイルになっています。_069

 堯心亭は、日光の名産品であるゆばを使った精進料理の専門店です。ふじもとと同様、月替わりのコースがあり、一度は訪れたい店です。昼はやはり懐石ランチを出してもらえます。

 それぞれ昼の11時から営業していますが、閉店する時間は夜の7時過ぎと早めになっていますので、もし行かれる場合はご注意を!!

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日光山内紀行(滝尾神社)

namikimiti   前回に続き、日光山内紀行ということで、「滝尾神社」を紹介します。

 日光山内の二荒山神社や東照宮から、北へ1キロ程離れた山中に滝尾神社は祀られています。観光客で賑わう中心部とまったく趣を異にして、訪れる人もほどんどなく、神聖な静寂さに包まれていました。静かな雰囲気を求めるなら、滝尾神社を訪れるしかありません。takinoozinnzya1

 稲荷川沿いの参道(石畳の小路)をゆっくりと散策しながら1キロほど歩き、白糸ノ滝をすぎると、「運だめしの鳥居」があります。鳥居の上部の穴に向かって小石を3回投げて、その穴を通った数で運をためすものです。結城倶楽部の隊員たちは、全員がチャレンジしましたが、なかなか難しかったです。(隊長は2/3の強運でした)(副隊長は0/3で運がない)6人中、穴を通せたのはたったの二人だけ。takinoozinnzya3

 鳥居をくぐると、すぐに楼門があり、その奥に拝殿・唐門・本殿などの重要文化財群があります。境内には子宝が授かるという「子種石」や、「縁結びの笹」・「三本杉」などもあります。takinoozinnzya4

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日光山内紀行(神橋)

sinnkyo1 日光山内を巡ってきました。その中から、今回は「神橋」の話をします。

 日光山内(二荒山神社や東照宮のある聖域)の表玄関に架けられた神橋は、別名「御橋」「山菅の蛇橋」などと呼ばれる朱塗りの神聖な橋で、日光二荒山神社の建造物であり、国の重要文化財に指定され、平成11年12月には世界遺産にも登録されています。また、日本三大奇橋(錦帯橋・猿橋)の一つにも数えられています。
 平成9年から8年間をかけて改修工事が行われ、今年3月に竣工したばかり。来年の3月ぐらいまでの約一年間を、特別公開とし、橋の下部構造が見学できます。

_012  この神橋の伝説として、日光山開山の祖である勝道上人が、男体山に登頂(日光山を開く)しようとしたとき、激流の大谷川に行く手を阻まれたため神仏の加護を求めたところ、深沙大王(毘沙門天)があらわれ、二匹の蛇を使って橋を架けたという話が伝わっています。sinnkyo

 現在のような朱塗りの橋になたのは寛永13(1636)年の東照宮の大造替のときで、明治時代に一度洪水で流されたものを、明治37(1904)年に再建したものが現在の神橋だそうです。

 

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2005.11.22

北海道紀行(最後の秘境 羅臼湖)

itinonuma  2005シーズンをふり返るシリーズの北海道版を、今日から「北海道紀行」と題することにいたしました。過去の記事の名前も改めたいとおもいま す。2numa

 ということで、今回は「最後の秘境 羅臼湖」を、画像中心に紹介します。上から順番に「一の沼」「二の沼」「三の沼」「四の沼」「五の沼」「羅臼湖」となります。3numa2

4numa 知床横断道路を挟んで、羅臼岳の反対側に羅臼湖はひっそりと存在しています。(いや、していました) ほんの数年 前まで、訪れる人も少なく、「最後の秘境」とうたわれていたのですが、今や、大型観光バスで乗り付け、大勢で押し掛けるというありさま。 なんとも痛ましい限りです。5numa

 隊長が訪れた時(3年前)には、全行程中、ホモサピエンスと会うことはありませんでした。

rausuko2  詳しい紹介は隊長の別サイトで紹介していますので、それをご覧下さい。

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2005.11.20

北海道紀行(知床相泊)

 今回は、サーモンフィッシングのために、知床半島の羅臼側を歩いた時のことを紹介します。

 羅臼側にも、河口でサーモンフィッシングのできる河川がいくつか存在します。そんな中、車では行けない場所、そうです・・・船で渡してもらうか、相泊から歩いていくかしか方法がない場所があ ります。

kumanoana 日本最北東端に相泊という小さな集落があります。そこに「熊のあな」という食堂があるのですが、ここでトド肉やシカ肉、クマ肉、クジラ肉などの珍味!?を味あうことができます。この食堂(民宿もやっている「熊宿」)の道を挟んだ反対側はすぐ海になっているのですが、そこに駐車場があり、海岸にも下りられるようになっています。
 ここに車を停め、しばらく海岸線を歩くと、昆布漁の番屋が並んでいます。昆布漁が行われている時は、昆布がbannya一面に干されていて通ることができませんが、10月には昆布漁が終わり、番屋は閉められています。番屋の周りはクマ避けの電気柵でおおわれています。
 人間に会うよりは熊にあうほうが簡単な土地です。腰につけたクマ避けスプレーと魔きり(鉈)に自然と手がいきます。何かを感じたら、即、爆竹を鳴らします。熊のテリトリーに入kamoiunbeり込んだことを実感します。

 あたりの気配に敏感になりながら、ひたすら歩くことどのくらいでしょうか?数本の小さな川をやり過ごし、ほどほどの 川にでました。あちこちにホッチャレ(産卵後のサケの魚体) が散乱し、腐臭がただよいます。海鳥たちがしきりにホッチャレを奪い合っていまhotyareす。川にはカラフトマスにまじってシロサケがはいっていました。ちょうどカラフトの最後、シロサケの最初の群れがはいっていたのでしょう。川はまさに命の氾濫です。それらのサケや海鳥たちを眺めていると、なぜか釣りをする気がなくなってしまいます・・・・・。

 

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2005.11.19

北海道紀行(清里・神の子池)

kaminoko  今回は知床からちょっと離れて、清里町の神の子池を案内します。
 
 林の中にひっそりと、エメラルドブルーの神秘的な水をたたえる小さな池ですが、この池は摩周湖の地下水によってできていると言われています。
kaminoko3  摩周湖からの伏流水は1日に12,000トンも湧き出しており、周囲220メートル・水深5メートルの池は、その湖底までくっきりと見通すことができます。
 平均水温が8℃と低いため、池の中の倒木が腐るこkaminoko2となく、湖底のオブジェとして化石のように沈んでいます。

 池には多くのオショロコマが生息し、また8月には遡上したサクラマスが優雅に泳ぐ姿を見ることができます。

 神の子池は、清里町市街から道道摩周湖斜里線を中標津方面へ25キロほど行ったところから(看板あり)右へ林道を入った奥にあります。近くには、裏摩周展望台やサクラマスの滝登りで有名なさくらの滝もあり、ちょっとした穴場的存在の場所です。

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北海道紀行(知床・カムイワッカ)

kamujwakka  今回は野趣あふれるカムイワッカ湯の滝を紹介します。
 「カムイワッカ」とはアイヌ語で、「カムイ」は神、「ワッカ」は水をさし、「カムイワッカ」とは神の水という意味になります。つまり、神聖な神の水が流れる川、それがカムイワッカ川なのです。

 硫黄山の山腹からわき出た温泉が流れている非常に貴重で珍しい川で、いくつもの滝と滝壺を持ち、お湯の温度は上流へ行くほど高温となります。カムイワッカ橋の所で約28℃程度です。
 一般的にカムイワッカ湯の滝と言われているのは、川への入口(カムイワッカ橋)から遡りはじめ、3つの滝をよじ登り、4つめの滝(四ノ滝)の滝壺のことです。四ノ滝へ行くためには、滑りやすい川床の上をいくつもの滝を越えながら、20分ほど歩かなくてはなりません。やっていることは簡単な沢登りのようなもので、観光気分で行くとケガをすることになkamuiwakka2りますので注意が必要です。隊長は一度、デジカメを落として壊してしまいました。

 このお湯は、強い酸性ですから、目にお湯が入らないようにした方がよろしいでしょう。また、アクセサリー類もあっという間に変色してしまいますから注意が必要です。なお、付け加えますが、温泉ではなく温泉が流れている川ですので、更衣室などはありません。(最近は、入口で簡易更衣室やわらじ貸し出しの商売もされていますが・・・)
 

 カムイワッカ川へ行くには、知床横断道路を知床自然センターから道道知床公園線へ進み、知床五湖の手前で林道(知床林道)へ入ります。知床林道は当然舗装されておらず、道幅もせまく、見通しがきかないので車の運転には注意が必要です。ただし、今年から車輌の乗り入れが規制され、一般車の進入は禁止されていますが、カムイワッカ湯の滝へのシャトルバスが、自然センターから出ていますので、これを利用してください。

 

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2005.11.17

北海道紀行(知床・幌別川)

_117 前回に続き、知床の話をします。

 ウトロ市街から知床横断道路への入口に、オホーツク海へ注ぐ幌別川という川があります。この河川は、河口でサーモンフィッシングのできる数少ない川で、8月になると、多くの釣り人がつめかけます。

 _1238月・9月はカラフトマス(ピンクサーモン)10月・11月はシロザケ(チャムサーモン)が遡上し、ヒグマもそのサケを狙って出没する所です。以前から、釣ったサケのイクラだけをとりだして魚体を河口に放置する釣り人が多く、クマがその臭いにつられて寄りつき、トラブルが多発していました。最近はそんなことはないようですが・・・・・しかし、確かにここはクマのテリトリーなので細心の注意が必要です。
 
_111 知床に行けば必ず一度はロッドを出す場所ですが、人気の場所だけに、よいポイントに入るには朝暗いうちから出かけないとなりません。駐車場に車を停めるのさえ難しいくらいですからなかなかシンドイんですよ。でも、そうしないと魚と出会えないし・・・・・。

 遊ぶ、特に自然に遊んでもらう場合は、早起きが鉄則ですね!!

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2005.11.16

2005シーズンをふり返る(№6・知床)

今回は8月末に訪れた知床をふり返ります。

IMG_0057  最もお気に入りの場所、知床!!今年の7月に世界自然遺産に登録され、大々的にマスコミ等でも報道されました。知床の原始の自然が、人類共通の財産として、未来の世代に引き継ぐべき価値を認められたことはうれしい限りです。

 しかし・・・・・8月末に訪れて愕然としました。今まで渋滞など考えられなかった知床横断道路が、なんと渋滞しているではないですか。あの観光バスの多さはなんでしょう。どう考えても、知床の自然が持っているキャパシティーをはるかに_072越えた人的ストレスがくわえられているではないですか。熊野古道は、その苔むした道にも価値が認められていたにもかかわらず、今や、苔がすっかり消えたそうな・・・・・。

 知床の自然が、回復不可能なダメージを負わないことをただ祈るばかりです。

 そんな偉大な知床の自然を楽しむ方法は、出来る限り自然にストレスを与えないように、体一つで自然の中へ入っていくこと。登山やトレッキング・カヤック・フィッシングなど自然16の恵みに触れる方法はいくらでもあります。大人数での観光では、本来の知床の姿を見ることはできないでしょう。

 前置きが長くなってしまったので、今日はこれぐらいにして、次回は幌別川でのサーモンフィッシングをふり返ってみます。

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2005.11.15

2005シーズンをふり返る(№5・庶路川)

_130 今シーズンをふり返る第5弾!!道東の庶路川でのフライフィッシングの話です。
 阿寒富士の南側から阿寒川と並行に釧路と白糠の間に流れこみ、河口から中流域まで、流れを遮るダムなどの人工物のない河川です。当然カラフトマスやシロザケ・アメマスなどが遡上し、産卵のできる川で、アメマスやエゾイワナ、ヤマメなどが豊かに暮らしています。

 8月末に、ザイツ君(№4_148で紹介)に連れて行ってもらったのですが、わりと平坦な流れの中、平瀬や深瀬、障害物の陰など、魚がついていそうな場所で必ず釣れるという、まさにイレグイ状態の釣りを楽しむことができました。
 パイロットにカディス14番を使ったのですが、テレストリアル系にも反応がよく、20㎝程度のイワナやヤマメがワンキャスト・ワンフィッシュです。川のえぐれなどの深場をさぐると、イワナやヤマメにまじって、招かざる客の大型のウグイも釣れます。カラフトマスの遡上も見られました。

syororiver1 一日遊ばしてもらったのですが、他の釣り人の姿を見ることはありませんでした。庶路川を独り占めしてるようで、ゆったりとした楽しい時間を過ごすことができました。良い川です。
 

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2005.11.14

2005シーズンをふり返る(№4・阿寒)

DSC00962  北海道のフィッシングガイドの阿寒ガイドサービス代表ザイツ君からメールが届きました。仕事で疲れた心も体もこのメールのおかげでリフレッシュ!!ということで、釣りの話を少々・・・・・。

 釣り(FlyFishing)の楽しみの一つに、釣行で訪れた各地で、知り合いが出来るということがあります。これは釣りだけではなく、登山でもスノーボードでもなんでもそうでしょうが、amemasu同じ趣味を持った人と知り合えるのはとてもうれしいものです。 そして、知り合った人を通して、その地域がより身近なものになり、また訪れたいと思う。

 
 道東(北海道)に通い出して10年以上がたちますが、阿寒のフィールドはとても気に入っています。本州ではなかなかお目にかかれないサイズのアメマスやレインボーと出会えますし、なんといっても他DSC02022の釣り人を気にすることなく、素晴らしいロケーションの中でゆったりとした釣りを楽しむことができるからです。

 もし、阿寒へ釣行するときは、阿寒ガイドサービスのザイツ君へ連絡してみてください。

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2005.11.13

2005シーズンをふり返る(№3・羽鳥湖)

_019 2005シーズンをふり返る第3回目!! 
 東北道白川ICからおよそ45分、栃木県との県境、福島県羽鳥湖高原にグランディ羽鳥湖というスキー場があります。

 それほど大規模なスキー場ではありませんが、メインコースが広く、週末でもそこそこの混み具合で、初心者には結構楽しめます。林間コースやロングコースもあり、滑りを楽しみたい人には向いています。昨シーズンは何度もお世話になりました。
 _015 ただし、難点は、白川ICからスキー場までの途中で峠を越えなければならず、運転には非常に神経を使います。雪が積もると交通規制になり、スタッドレスをはいていても4駆でないと通してもらえません。また、スキー場が日本海側からの北風の通り道となっており、シビアな環境下での滑りを強いられることも多々あります。
 スキー場周辺は、ゴルフ場やレジーナの森というリゾート施設もあり、四季をとおして遊べる所です。

 2005-2006シーズンのシーズンパス早割があり、12月10日までの申し込みで、何と通常4万円が、駐車券付きで23000円(28000円でした)で手に入ります。他のスキー場の早割と比較してもずいぶんとお得ですね。詳しくはグランディ羽鳥湖のホームページを見てください。

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2005.11.12

晩秋の奥日光

_025  晩秋?初冬?の奥日光を歩いてきました。

 午後3時頃に奥日光赤沼の駐車場に車を停め、戦場ヶ原から小田代ヶ原の約5キロのコースを周遊して来ました。紅葉はすっかり終わり、山々の頂には雪が積もり、北からの強風にのって雪がまっていました。そこ、ここに冬の気配を強く感じる奥日光でした。

_047  驚くほど人は少なく・・・・・実際、2時間程度のトレック中、すれ違ったのは2組だけ・・・・・とにかく寒かった。手はかじかむし、耳は痛いしで、こりゃ完全に冬ですよね。

 現在、日光の紅葉は、清滝や日光市内が見頃です。

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