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2005.11.23

日光山内紀行(神橋)

sinnkyo1 日光山内を巡ってきました。その中から、今回は「神橋」の話をします。

 日光山内(二荒山神社や東照宮のある聖域)の表玄関に架けられた神橋は、別名「御橋」「山菅の蛇橋」などと呼ばれる朱塗りの神聖な橋で、日光二荒山神社の建造物であり、国の重要文化財に指定され、平成11年12月には世界遺産にも登録されています。また、日本三大奇橋(錦帯橋・猿橋)の一つにも数えられています。
 平成9年から8年間をかけて改修工事が行われ、今年3月に竣工したばかり。来年の3月ぐらいまでの約一年間を、特別公開とし、橋の下部構造が見学できます。

_012  この神橋の伝説として、日光山開山の祖である勝道上人が、男体山に登頂(日光山を開く)しようとしたとき、激流の大谷川に行く手を阻まれたため神仏の加護を求めたところ、深沙大王(毘沙門天)があらわれ、二匹の蛇を使って橋を架けたという話が伝わっています。sinnkyo

 現在のような朱塗りの橋になたのは寛永13(1636)年の東照宮の大造替のときで、明治時代に一度洪水で流されたものを、明治37(1904)年に再建したものが現在の神橋だそうです。

 

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