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June 2006

2006.06.25

裏磐梯 雄国沼湿原

Oguni1_1  色々な事情で、ここの所思うように遊ぶことができず、倦怠と憂愁の澱みに窒息しそうになっていた隊長ですが、山上の楽園、雄国沼湿原のニッコウキスゲを見ることができ、目にも光がもどってきたようです。

Oguni2_1  雄国山や猫魔ヶ岳などの山々に取り囲まれ、山上にひっそりとある雄国沼は、6月下旬から7月上旬にかけて、ニッコウキスゲが咲き誇り、あたり一面が黄金色に染まります。その景観はまさに山上の楽園で、国の特別天然記念物にも指定されているぐらいです。

Oguni6_1  雄子沢登山口から2時間弱、雄国山分岐を過ぎると、雄国休憩舎というログ調の避難小屋へ出ます。この休憩舎はトイレも完備されているので、疲れた身体を休めるにはもってこいの場所です。この休憩舎から湿原までは、30分程度。

Oguni8_1  湿原では、ニッコウキスゲが見頃をむかえようとしていました。それでも、まだ蕾のほうが多いくらいですので、花の盛りは今週末というところでしょうか。

Oguni3_1  そして、湿原に咲いているのはニッコウキスゲだけではありません。名残惜しそうにレンゲツツジやワタスゲもまだその存在を誇示していました。

Oguni5 ところで、蛇足になりますが、遊びの基本は早起きです。みんながまだ寝ているうちから行動しない限り、神様は微笑んではくれませんよ。遅れれば車を停めることさえできなくなるかも・・・。

 

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裏磐梯 雄国山

_128_1   裏磐梯の雄国沼湿原のニッコウキスゲを見に、雄子沢登山口から、まずは雄国山(標高1217メートル)山頂を目指しました。

_012  仮設トイレの設置された登山口の駐車場に車を停め、雄子沢川に沿ったトレイルを、ブナやミズナラ、トチノキの林を抜けていきます。

 
_022 沢の水音と小鳥たちの歌声が心地よく響き渡る中、比較的緩やかな登りを1時間30分程度進むと、視界が開け、レンゲツツジの群生している場所へ出ることができます。

_023_1  やがて雄国山と雄国沼の分岐があらわれるので、道標に従って右へ進み、雄国山を目指します。

 _138すぐに尾根道となるので、登ってきた道をふり返ると、雄国沼が一望できます。春ゼミの騒がしい鳴き声を聞きながら、分岐からは1時間程度の登りで山頂へ着くことができました。

_147  頂上で休憩後、山をおり、雄国沼を目指します。

 

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2006.06.18

コロンビア バランディレインスーツ

Columbia1  梅雨も本格化し、連日の雨模様のため、アウトドアでの活動も控えてしまいがちですが、こんな時こそ、高い防水性・透湿性・運動性を持ったアウターを着て、積極的に外へ出ていきたいものです。

 そこで、今日は、コロンビアから今年発売された「バランディレインスーツ」の紹介です。
 高い防水性・透湿性と運動性を誇るゴアテックスパックライトを採用。肩や背中、腰、膝下などの耐久性が必要とされる場所には、より高い耐久性の3レイヤーゴアテックスを使用しています。

 トレッキングから登山まで、幅広く対応したハイパフォーマンスのアウターです。

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2006.06.11

巣立ち!?

009_1  戦場ヶ原のトレイルを歩いていると、足下に一羽の雛鳥が・・・・・。

 巣から落ちたのか、それとも、巣立ちなのか?
 巣から落ちたのであれば、助かる見込みはなし。しかし、巣立ちであれば・・・・・。

 雛鳥に手を伸ばすと、雛鳥が鳴き声をあげる。そして、その鳴き声に呼応するように、頭上で親鳥!?たちが、けたたましい鳴き声をあげながら、低空飛行でこちらを威嚇している・・・・・。

 巣立ちだ! きっと巣立ちなんだよ。
 

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奥日光 戦場ヶ原

023_1  梅雨の時期、下界は雨でも、奥日光は天気がもっているという過去の経験から、今日も期待しながらいろは坂をのぼったのですが・・・・・ダメでした。それでも、せっかくなので、レインウェアを着て、小田代ヶ原から戦場ヶ原のコースを歩いてきました。061

  まず、戦場ヶ原一帯の「ズミ」ですが、盛りを過ぎていました。ズミにかわって、今ちょうど旬なのが、白い綿毛をつけている「ワタスゲ」です。戦場ヶ原一帯はワタスゲが目立っていましたね。

  016_1
 そして、今回一番目についたのは、「ギンリョウソウ」でした。
 葉緑素のない腐生植物で、全体に真っ白く、とても不気味で、不思議な植物です。

 025_1 また、所々、「ハクサンフウロ」も咲いていました。本来なら夏咲くのに、ちょっと気がはやいようなきがします。

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2006.06.04

竜頭の滝とトウゴクミツバツツジ

Ryuuzu01  残念ながら、竜頭の滝のトウゴクミツバツツジは盛りをすぎていました。

 
 Mitubatutuzi02 それでも、滝上には花をつけたツツジがまだ残っており、今年もかろうじて楽しむことができました。

 参考までに、ここ数年は、5月下旬(20日過ぎ)が見頃でした。Ryuuzunotaki

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奥日光 千手ガ浜のクリンソウ

Kurinsou02  千手ヶ浜でクリンソウが咲き出しているという情報を、高山登山の途中で聞き、急遽、千手ヶ浜へ向かいました。

 千手ヶ浜を湖畔沿いに奥に進むと、外山沢川、柳沢川に架かる二本の橋を渡りますが、柳沢川の橋を越えるとすぐの所に一軒の民家があります。その民家の方が、近年鹿の食害でめっきり減ってしまったクリンソウを守り続けているのです。

Kurinsou01  クリンソウは、まだ咲き始めたばかりでしたが、白や赤・ピンクの可憐な花を楽しむことができました。

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奥日光 高山

Takayamatop  奥日光の名所、中禅寺湖と戦場ヶ原・小田代ヶ原の中間に位置する高山(標高1668メートル)は、原生林に覆われた自然豊かな山にもかかわらず、訪れる人が意外と少ない、静かな山です。ちょうどこの時期は、アズマシャクナゲやトウゴクミツバツツジなどの花を見ることができます。

 竜頭の滝の駐車場へ車を停め、竜頭の滝沿いの道を登っていきます。登山口は、竜頭の滝上の「龍頭山の家」入口手前にあり、比較的緩やかな登りが続き、やがて尾根すじへでます。

038_1  高山山頂までは、緩やかな尾根道を進んでいきますが、展望はありません。所々、木々の間から、左に中禅寺湖、右に戦場ヶ原が見え隠れする程度です。Azumasyakunage

 山頂の手前には、アズマシャクナゲの群落があり、この時期ピンクの花が目を楽しませてくれます。

 Mitubatutuzi山頂を過ぎ、ヤシオ類やトウゴクミツバツツジの多い斜面を下りると、道標の立つ峠分岐へと出ます。右が小田代ヶ原、左が中善寺湖畔の熊窪へと通じています・・・・・。

 
 068 それにしても、アズマシャクナゲとトウゴクミツバツツジを見たくて高山に登ったのに、花の盛りは過ぎていたようです。ちょっと残念ですが、そのかわり、木々の新緑が目にまぶしかったですよ。

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