大雪山 旭岳の高山植物
8月27日、旭岳周辺で見られた高山植物をここで紹介します。
大雪山には日本産の4割にあたるおよそ240種もの高山植物が自生しているといわれます。その多くは氷河期に大陸や千島列島から渡ってものだそうですが、氷河期が終わると寒冷な環境を求めて山に移動し今にいたると考えられています。
まずは『エゾオヤマノリンドウ』です。姿見ノ池周辺に群生しています。8月上旬~8月下旬が花期となります。
『ミヤマリンドウ』です。高さが5㎝~10㎝程度で注意していないと見過ごしてしまいそうな、小さくて可憐な花です。
『メアカンキンバイ』です。砂礫地や草地に見られ、おなじような花に『ミヤマキンバイ』がありますが、メアカンキンバイは花弁の間からみどりいろのガク片が目立ち、花弁の先が丸まっています。
『チングルマの羽毛』です。高山植物というと花に目がゆきますが、このチングルマは、花が終わったあとに羽毛状のそう果をつけます。風になびく姿を見ているとなぜか楽しくなってきます。
『エゾノツガザクラ」です。草か木かよくわかりませんが、ガンコウランと似た枝先にいつくもの壺状の花をつけています。花は下を向いています。
『コケモモの実』です。秋に赤く熟し、食べると甘酸っぱくて美味しい果実です。ヒグマの好物でもあります。(大雪山では採取禁止です)
ところで、この植物はなんでしょうか?ブルーベリーだと思ったのですがよくわかりません。「クロウスゴ」?なのでしょうか、誰か教えてください。
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