« 道東 茶路川でのフライ・フィッシング | Main | 阿寒湖温泉 工房 アウル »

2006.09.01

阿寒 ひょうたん沼

_245_1   今回は阿寒にある「ひょうたん沼」を紹介します。 
 ひょうたん沼は、雄阿寒岳の南東、鶴居へと抜ける林道の途中にある平均水深が1.5メートルほどの小さな沼で、カヌーやフローターを使った釣りの穴場的存在になっています。
 沼を取り囲む森林も深く豊かで、訪れる人も少ないため、静寂の中に、風の音と魚がライズする音、そしてカヌーの水音だけが響いています。一人で訪れるには恐ろしほど、背後から熊などの動物の視線が感じられます。エゾ鹿や大型の猛禽類が目立ちました。

_226 そんなひょうたん沼で、8月29日 このブログで度々登場している在津君(一番上の画像の人)に案内してもらい、フライ・フィッシングを満喫してきました。

_236 この沼は、立ちこめる場所が少ないのと、バックスペースがないことから、釣りをする場合、ほとんどがカヌーやフローターを使った釣りとなります。
 今回、結城倶楽部隊長はカヌーを使いました。
 ターゲットは、この沼で生まれ育ったヒレピンのレインボーになります。

_234 沼全体がポイントといっていいくらいあちこちでレインボーのライズが見られました。特に実績があるのはインレットやアウトレット付近だそうです。それ以外もワンドや倒木周辺、木立の下などがポイントになります。

 釣果はというと・・・・・
 20㎝から40㎝ぐらいの、ヒレピンの魚体の美しいレインボーが沢山釣れました。

_252  おまけに、ひょうたん沼からの帰りには、林道を歩いている[エゾライチョウ]に出会うことができました。

 阿寒湖や阿寒川に比べるとけっして派手さはないものの、原生の森に囲まれ、風と水と野生を感じることができるひょうたん沼は、実に素晴らしいフィールドです。

|

« 道東 茶路川でのフライ・フィッシング | Main | 阿寒湖温泉 工房 アウル »

フライフィッシング」カテゴリの記事

北海道」カテゴリの記事