小鮒追いし彼の川
生家の横には、田んぼ一枚はさんで川が流れています。その川から引かれた農業用水が、生家とその田んぼの間に流れ込み、さながら専用釣り堀のようになっています。
そこでは、コイやフナ、そしてウナギもとれました。一升瓶を沈めておくと、数日後にはきまってウナギがはいっていました。コブナなどは、翌日には甘露煮となって、食卓を賑わしたのを憶えています。ナマズも沢山とれましたが、これを食べた記憶はありません。
隊長は、幼い頃からその用水に釣り糸をたれ、コイ・フナ・ヤマベ(オイカワ)などを相手に釣りの修行を積んできました。その頃の釣り支度というと、釣り竿は裏山から切り出した竹、ウキも小刀で削りだした自作のもの、道糸は木綿のタコ糸、ハリスと釣り針・板ナマリだけを買ってきて使っていました。
エサは当然ミミズです。畑にある腐葉土をひっくり返せば、いくらでも新鮮で美味しそうなミミズが採れました。今でもとれますが・・・。
ところで、今日、久しぶりに小鮒追いし彼の用水に釣り糸をたれてみました。
驚いたことに、コイやフナに混じって、なんとブルーギルやブラックバス、カワムツなどが釣れたのです。右の画像はおそらくカワムツだと思います。婚姻色鮮やかで、ちょっと不気味な気がします。
今や魚界もけじめなき時代のようです。県境も国境も関係ないようですネ。
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