雌阿寒岳へ
どんよりとした空模様のなか、5年ぶりに雌阿寒岳(標高1499メートル)へ登ってきました。この阿寒岳、アイヌ語で「マチネシリ」(女の山)と呼ばれ、現在も活発な火山活動が続いている山です。去年も小噴火したらしく、新しい火口から噴煙があがっているのが印象的でした。
野中温泉から登り、ハイマツ帯に入ると、コケモモやガンコウランが実をつけているのが目立ちました。赤く色づいたコケモモを何粒か口に入れてみたのですが、まだちょっと早いかなぁ。そのほかにシラタマノキの白い実も目につきました。このシラタマノキ、触るとサロメチールの匂いがするんです。
また、雌阿寒の名前をいだいている「メアカンフスマ」を見つけることができました。まだ、所々に花が残っているんですね。本当にラッキーです!
さらに、なんと「コマクサ」の群生地まで発見してしまいました。
ハイマツのきれめの礫地にピンクの宝石のような花をつけています。もう花期は終わりですが・・・・・。この群生地はいつまでも大切にしていきたいですネェ!
下山後は、阿寒温泉街へもどって汗をながしました。
阿寒在住の知人の薦めで、「トレーニングセンター」のお風呂(正真正銘の温泉)で入浴です。なんと、220円なんです。驚きです。