大雪山 赤岳・白雲岳へ(赤岳~白雲岳)
第四雪渓を急登すると稜線に出て視界がひらけます。いよいよ赤岳山頂(右画像)が目の前です。
赤岳(標高2078メートル)山頂は表大雪の絶好の展望台になっており、旭岳・北鎮岳方面の大パノラマが楽しむことができ、大雪山の魅力を十分に感じることができます。右の画像は北海道第一の高峰旭岳方面の眺望です。目指す白雲岳も左手前に見ることができます。(山頂はもっと奥ですけど・・・)
赤岳山頂からは、なだらかな稜線を小泉岳を経て、白雲岳分岐まで向かいますが、アップダウンがほとんどないうえに、視界のよい高山トレックを楽しむことができます。右の画像は赤岳から小泉岳への稜線です。左奥の岩場が赤岩岳山頂となります。
小泉岳(標高2158メートル)はどこが山頂だかわかりずらいのですが、緑岳分岐が山頂のようです。分岐の道標がたっています。
またこの周辺は大雪山ではもっとも高山植物の多い山域ということですが、ほとんと終わっていました。ちょっと残念です。ただ、名前の分からない清楚な花を見つけたのでのせておきますネ。
白雲岳分岐からちょっと登ると白雲岳の火口縁へでます。今まで見えていたのはこの火口縁で、山頂は火口の反対側になります。
ここの火口も秋の高山植物が花を咲かせていました。中でも珍しかったのが地表を這うように生えているチシマツガザクラの花です。
最後に、岩場をちょっと急登すると白雲岳山頂です。
ここからは旭岳から北海岳にいたる表大雪の山々が一望でき、特に残雪模様が絶景でした。
また、トムラウシ山や十勝岳方面の眺望も楽しむことができます。
いやぁ~それにしても天気にも恵まれ、大雪山らしい高山植物と雪渓そして雄大な眺望を満喫できて感動です。来年は装備一式背負っての縦走を是非実行したいと考えています。ほんとうにすばらしい山行となりました(笑)。
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