« August 2007 | Main | October 2007 »

September 2007

2007.09.29

奥日光 草紅葉

Img_8146  奥日光小田代ヶ原や戦場ヶ原の草紅葉が始まりました。例年と比較するとやはり今年は紅葉が遅めなのでしょうか?
 奥日光ではこれからミズナラ・ブナ・カエデ類、そして10月下旬のカラマツの黄葉まで、さまざまなステージの紅葉を楽しむことができます。1年で一番華やか、かつ賑やかな時期となります。

Img_8151  今日、9月29日現在の奥日光の紅葉の状況ですが、小田代ヶ原の草紅葉は右画像のような状況となっています。台風9号の残した「小田代湖」状態はまだ続いており、草紅葉と良好のマッチングです。湖面にカモが悠々と泳いでいる姿は情趣にあふれ、見る人を惹きつけてやみません。

Img_8171  戦場ヶ原(右画像)はというと、黄金色の草紅葉までは、もうちょっと時間がかかりそうです。でも今の緑葉と黄葉との絶妙な色彩もたまらなくいい感じです。

Img_8126  例年10月5日前後に、いち早く紅葉(黄葉)する竜頭滝上から赤沼にかけてのミズナラ林(右画像)は、やっと黄葉への準備を始めたといったところでしょうか。

Img_8159  ところで戦場ヶ原の泉門池と青木橋の間でスズメバチの巣を発見しました。「頭上注意!!」です。

 

|

2007.09.25

十五夜そして旭岳初冠雪

 今日9月25日は十五夜、そして大雪山旭岳で初冠雪が観測されました。
 つい一ヶ月前、大雪山山中を徘徊していたことが嘘のようです。

 初冠雪とは、その年の最高気温を記録した日以降に、山が雪で白くなったのを地元の気象官署がはじめて観測することをいいます。雪が積もっていることがふもとから確認できたときが初冠雪となり、 山頂で初めて雪が降ったとしてもそこでは初雪としかいわれません。

 北海道最高峰旭岳は日本で最も早く、9月末ぐらいに初冠雪が見られる場所として知られています。北海道の秋は短く、これから長い冬がやってくるんですネェ。

|

2007.09.24

奥日光 湯ノ湖

Img_8117  2年ぶりに、奥日光の「湯ノ湖」に釣り船を浮かべてきました。

Img_8118  あいにくの雨模様の天気でしたが、山桜の葉がわずかに紅色にいろづくなか、トラウトたちの活性もよく、山上湖の情趣を存分に味わった一日でした。

 今から20年ほど前、数年間、週末ともなるとまだ夜の明けぬうちから湯ノ湖の湖岸にはえた一本の杭と化し、ただがむしゃらにルアーを投げていた頃が懐かしく思い出されます。

Img_8120  レインボートラウトやヒメマス、そしてブルックトラウトと釣れる魚も変わりませんし、湯ノ湖周辺の景観にも変化なし。レストハウスも入り口が改修され、北側の駐車場だったところが園地になった程度・・・・・。鴨たちも当時と変わらずのんびり泳いでいました。

 変わったのはカワウ(?)が湖上のマスを狙っていたことと、愛嬌をふりまいていた白鳥がいなくなったこと、そしてレストハウスの従業員と、自分ぐらいなものでしょうか。

 あと2週間ほどで奥日光も紅葉の季節を迎えます。

 

|

2007.09.17

秋?

Img_8024  「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉がありますが、今日は日中35℃くらい・・・・・いくらなんでも暑すぎです。でも、山は確実に秋なんですネェ!
 ということで、本日のトレーニングは栃木県岩舟町にある諏訪岳(別名 中村富士)です。

Img_8016  山麓の村檜神社(室町時代建立・重要文化財指定)から、ほぼ直登することおよそ1時間で頂上です。頂上から京路戸峠を経て下山するまで、およそ2時間の行程でしたが、今日もたっぷりと汗を流すことができました。

Img_8021  歩いている道すがら、いろいろなキノコに出会うことができました。最近までキノコには全く興味がなく、名前を覚えようともせず、せいぜいキノコをみつけたら棒でつつくぐらいでしたが、このところ妙に気になる存在なんです。右画像のキノコはひょっとしてシメジですか?

Img_8025  特に、アカマツ林を見つけると、真剣に地面を見てしまう・・・・・。右画像の立派なキノコは、アカマツの下で見つけたのですが、近づくと残念・・・・・。

Img_8019  それにしてもキノコは多種多様で全く識別不能です。右画像のキノコなんて、笑っちゃいますよネ。

Img_7939thumb  いつの日か、こんなキノコを見つけられるようになりたいものです。

 

|

2007.09.15

ブログ開設2周年!

 このブログを開設して、もう2年もたつんですね・・・・・。
 ところで、今日はいったいどうしたのでしょうか?いつもの10倍以上ものアクセスがあるんです。
 アクセスを解析してみたら「小田代湖」での検索が非常に多くなっています。
 ということは、明日は小田代ヶ原は多くのカメラマンで混雑するということに・・・・・。

 まぁ、そんなことを考えながら、もっかブログのフォトギャラリーへ追加する写真の整理をしています。
 本日、フォトギャラリーへ「北海道の高山植物」「野生動物」のページを追加しました。
 近日中に「大雪山」も追加する予定でいます。

 さぁ~て、明日はどこへ出かけましょうかネ?

|

2007.09.09

三毳山そして岩舟山

Img_8002  ちょっと汗を流しにということで、栃木県の三毳山へ登ってきました。カタクリの里から山頂までのトレイルにはドングリ・ドングリ・・・・・キノコ・・・・・ヤマグリ・・・・・と、秋を代表する実りでいっぱいでした。麓では30℃以上の真夏日なのに、やはり秋なんですネェ~。

Img_8006  1時間程度の上り下りで、たっぷり汗はかけたのですが、ちょっと物足りない・・・・・。
 そうだ、すぐ隣の岩舟山にも登ってみよう!!

 岩舟山の登山口でうろうろしていると、怪しげな老婆が手招きで、「無料だからここへ車を停めていきなさい。登りは15分ぐらい、降りてくるのに1時間ぐらい・・・・・。」
 
Img_8004  岩舟山の登山道はいきなり先の見えない石段で始まっていました。いったい何段ぐらいあるのかわかりませんが、またまた体中から汗がふきだしてきます。でも、本当に15分ぐらい登ると、目の前にすご~く立派なお寺が・・・・・?

Img_8007  なんと階段登りでは誰ともすれ違わなかったのに、何台も車が停まっていて、お寺への参拝の客が何人もいるではないですか!(山の裏側に車道があったのです)
 それに、山門(右画像)の立派なこと!!

Img_8013  このお寺「高勝寺」といって、1200年以上の歴史を誇る有名なお寺なんだそうです。山内には血の池地獄や賽の河原まであって・・・・・ちょっと不気味な感じが・・・・・。山門に劣らぬ三重の塔にもびっくり仰天です。
 それもそのはず、後で調べたのですが、この岩舟山は、「あちらの世界」では超有名な霊山だそうで・・・・・。日本三大霊山の一つ(自称)で、関東の恐山とか高野山とも称されているらしいです。(紹介したい画像は沢山あるのですが、みなちょっとあぶないなぁ~。こちら岸の住人としては、あちら岸の様子は紹介できないですねぇ~。)

Img_8012  ちなみに右画像が岩舟山山頂になります。

 蛇足ですが、麓の採石場跡地は、仮面ライダーヒビキやマジレンジャーのロケ地にもなったそうな・・・・・。

 下山後、怪しげな老婆の食堂(食堂日の出屋)で、老婆と世間話・岩舟山の話をしながら、名物糸切り団子とところてんを食して本日のトレーニング終了です。
 (登り15分 全行程1時間の意味がやっとわかりました。)

|

2007.09.08

小田代湖出現!!

Img_7970  やはり奥日光に小田代湖が姿をあらわしていました。!
 
Img_7978  台風9号の置き土産ですネ!

Img_7985  三脚と大きなカメラを担いだカメラマンたちが、額の汗を拭きながらファインダーをのぞいていましたヨ。

Img_7989  湖化した小田代ヶ原ですが、花の時期は終わり、いよいよ草紅葉の時期を迎えようとしています。

Img_7997  奥日光の森でも秋の実りの時期を迎えています。
 まだ青いですがヤマブドウがおいしそうな房をたらし、

Img_7999  倒木のカゲには、正真正銘の野生のシイタケが・・・・・

Img_8001  ドングリの実も・・・・・

 季節は夏から秋へ確実に動いています。

|

台風9号の爪跡(奥日光)

 台風9号の去った奥日光に様子を見に行ってきました。金精道路は土砂流出のため通行止めの措置がとられています。

Img_7957  いつものごとく赤沼駐車場から小田代ヶ原へ向けて歩き出すと、戦場ヶ原通行禁止の看板が・・・・・
 トレイルのあちこちに倒木や折れた枝が散乱し、いつもは清んでいる湯川の水も泥水状態で水量もかなり激しいものがありました。

Img_7959  橋は流されているは・・・・・

Img_7992  木道も土砂に埋まってしまって・・・・・

Img_7962  トレイルも倒木にふさがれ・・・・・

 あちこちに台風9号の激しい爪跡が・・・・・。

|

2007.09.07

奥日光・小田代湖

200110  昨夜から関東地方を直撃した台風9号は各地で大きな被害をもたらしたようですが、この大雨によって、奥日光に幻の湖・小田代湖は姿をあらわしたのでしょうか?

2001102  秋、台風の季節になると、奥日光・小田代ヶ原に雨水がたまり、小田代湖が姿をあらわすことがあります。相当の雨量がないと湖化現象は起こらないのですが、湖化すると長い時には一ヶ月以上もその状態が続くことがありました。

 上の画像2枚は、2001年に出現した小田代湖のものです。

 湖化することはとてもマレなため、小田代湖が出現すると、湖畔は大勢のカメラマンで脚立もたてられないような状態に陥ります。
 明日の早朝、おそらく小田代ヶ原はとんでもなく混雑するのではないでしょうか・・・。

|

2007.09.02

老麺 八幡(やはた)

Img_7913  お気に入りのラーメン店、北海道白糠町にある「老麺 八幡(やはた)」へ、またまた一年ぶりで行ってまいりましたが、なんと、お店のHPができ、ネット販売もスタートしたんですネ。

Img_7915  楽天市場のしらぬか町商店というコーナーで、お店そのままの自家製麺とスープの「醤油味ラーメン」が2食分で、税込1260円で販売されていました。
 個人営業のお店なのにがんばっていますね。

 お店のHPはこちらから!
 ネット販売はこちらから!

 

|

2007.09.01

大雪山固有種・エゾイワツメクサ

Img_7822  大雪山には、日本産のおよそ4割に相当する240種ほどの高山植物が知られていますが、そのなかには大雪山にしか自生しない固有種が含まれています。
 クモイリンドウ・エゾハハコヨモギ・エゾオヤマノエンドウ・ホソバウルップソウ・ダイセツトリカブト・エゾイワツメクサなどですが、今回の赤岳・白雲岳登山で、小泉岳山頂付近でエゾイワツメクサを見つけることができました。
 エゾイワツメクサは、礫地に生えるナデシコ科の多年草で、花期は7月が一般的な夏の花です。

 8月下旬の時期に、この花が見られるなんて・・・・・!!

 

|

« August 2007 | Main | October 2007 »