日光の紅葉 (奥日光千手ヶ原)
中禅寺湖の西岸、外山沢川と柳沢川に挟まれた比較的平坦な森が千手ヶ原と呼ばれ、ミズナラやハルニレなどの巨木林が広がっています。標高は1300メートル前後と、竜頭ノ滝と同程度で、例年10月中旬にはみごとな紅葉を楽しむことができます。
千手ヶ原への主なルートには、中禅寺湖畔の菖蒲ヶ浜からのルート、赤沼から弓張峠を経由するルートの2つ(当然歩きです。車では行けません。)がありますが、唯一、赤沼から低公害バスが出ています。この低公害バスに乗ると容易に千手ヶ原へ行くことができます。参考までに、バスの料金は片道300円、この時期の始発は朝5:30になっています。
結城倶楽部隊長はというと・・・・・赤沼の駐車場にて車中泊、朝5:30の低公害バスに乗って千手ヶ原を目指しました。(駐車場で前泊した理由は、紅葉の時期の奥日光の混雑ぶりは恐ろしく、特に土・日曜日は、朝5時頃に来たのでは駐車場へ入れないからです。)
しかし、今日はどうしたことか、混雑ぶりはそれほどでもありませんでした。きっと紅葉が遅れているからでしょうかネ。それでも右画像のように、千手ヶ浜バス停付近ではキレイな木々を見つけることができました。
千手ヶ浜のバス停(トイレあり)から、すぐ中禅寺湖西岸の千手ヶ浜にでることができます。中禅寺湖ごしに見る男体山の眺めはすばらしく、湖面ではトラウトたちが忙しそうにライズしています。
「水のあるところは紅葉が美しい」といわれるとおり、湖畔では深紅に色づいた木々を目にすることができました。
千手ヶ浜から外山沢川に架かる橋を渡って、すぐに西ノ湖への道標があらわれます。その道標に従って森の中へ入っていくと千手ヶ原です。紅葉の方はというと、残念ながら(予想通り・・・)やっと色づき始めたばかりという具合です。緑の木々の中に所々目につく程度。
例年なら10月中旬にはみごとな色づきを見せてくれるカエデ類もまったくダメ。
これからの天候次第でしょうが、見頃は10月下旬にずれこみそうです。
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