« April 2008 | Main | June 2008 »

May 2008

2008.05.24

晃石山でササが咲いています。

 すっかり緑におおわれた晃石山を登ってきました。緑一色のアクセントに欠ける景観のなか、それでも珍しいものを幾つか発見しました。

 まず、晃石山から桜峠の尾根沿いで、クマザサが花を咲かせていました。
20080524001

 ササは地下茎で増殖するため、花をつけることはめったになく、なんでも数十年(?)に一度の珍しさだそうです。
 しかも、一斉開花と言って、近隣のササが一斉に花をつけることが知られており、一度花を咲かせ実をつけると、枯れてしまうらしいです。

 また、地面に目をこらすと、自分の体長の2倍以上はあろうかという大蟻を、獲物としてくわえている小蟻を発見です。
20080524004

 ところでころで、花をつけている木(名前がわかりません)もあったりして・・・・・
20080524002

|

2008.05.19

裏磐梯フォレスト・スプリングス

 福島県裏磐梯にある「裏磐梯フォレスト・スプリングス」は、管釣なのに、まるでそれを感じさせないトラウトたちとのファイトが堪能できる絶好の釣り場です。天然の湖に放たれたトラウトは、そのプロポーションも美しく、ヒレピンの魚たちばかり・・・・・。

 でも、今日は魚の話ではなく、その四季折々のロケーションの美しさを紹介します。
20080519023

 ちょうどこの時期、新緑が眩しく、春の草花が所狭しと咲き乱れ(タンポポやスミレですが・・・)ていました。
20080519017

 おしどり湖の際奥には、細い流れ込みがあって・・・・・
20080519011  

 その沢沿いに歩いてみれば・・・・・
 リニンソウや
20080519010

 つぼみをつけたクリンソウが群生していました。
20080519009

 それにしても、このログハウスは絵になるなぁ~!
20080519018

|

2008.05.18

ワイルドストロベリー

 昨年春に一株買ってきた、幸運を招くという「ワイルドストロベリー」が増えに増え、やっとおいしそうな実をつけるまでになりました。
 実がなると、噂では幸せになれるらしい!?

 でも、ここまでくるには大変な苦労が・・・・・
 それは「受粉」作業。花が咲き出してから、毎日毎日、絵の具用の柔らかい筆をつかって、一つ一つ受粉させる作業はしんどかったなぁ~。
20080518001

 増殖はいまだに衰えず、ツルのような「ランナー」を出して、どんどん新しい株が増えています。どなたか欲しい方いませんか~。

 

|

2008.05.06

ツツジ咲く晃石山へ

 あまりの天気の良さにつられて、太平山系の最高峰晃石山(標高419メートル)へ登ってきました。山全体が新緑につつまれ、山頂付近や尾根スジではヤマツツジが咲き乱れ、トレイルが朱色に染まっていました。
 ついこの間までの山の雰囲気とは一変し、新しい命がみなぎっています。

 登山口は、いつものように清水寺(せいすいじ)からです。
 下の画像の正面石段を登り切ったお堂の右手奥に登山道があります。
20080506001

 およそ40分程度樹林帯の中を急登すると、石垣で囲まれた晃石神社へ到着です。
20080506002

 さらに神社右手奥から5分程度登れば晃石山山頂です。
 山頂にはヤマツツジが・・・・・
20080506003

 山頂からは南東の方向にみかも山がのぞめます。
20080506005

 桜峠を目指しますが、尾根スジのトレイルは新緑とヤマツツジが美しかった。
20080506013

 上を見上げれば・・・・・こんな感じ・・・・・
20080506008

 桜峠にあるヤマザクラの巨木も・・・・・20080506014

 そういえば・・・・・エゾ春ゼミが鳴きだしていたなぁ~

|

2008.05.05

熊鷹山から丸岩岳へ(Part2)

 熊鷹山山頂での360度の大パノラマを満喫(?)した後、一路、丸岩岳(標高1127メートル)へ向かいました。
 笹に覆われた尾根道の登山道は、ミズナラやブナの新緑、トウゴクミツバツツジの花が出迎えてくれました。

 トウゴクミツバツツジです。ガスがかかっていて残念です。
20080505026
20080505028

 丸岩岳山頂です。樹木に覆われ眺望は利きません。
20080505027

 下山は、道標や目印を見逃さないよう注意しながら小戸口を目指しますが、迷いやすいので要注意です。この下山道はイチロウ新道と呼ばれています。
 やはり、そこかしこでトウゴクミツバツツジが咲いていました。また、熊鷹山への登山道でもそうでしたが、ニリンソウが群生していました。
20080505031

 そして、花の時期が終わってタネを実らせたカタクリも・・・・・
20080505033

 アカヤシオの時期は終わり、かわってシロヤシオが・・・・・
20080505029

 この花も群生してましたぁ~。でも名前がわかりません。
 (後日図鑑で調べたところ「チゴユリ」という名でした。)
20080505032

 また、クヌギのドングリ達がいっせいに発芽していました。

 圧巻は、長年住み慣れた地中から出てきたばかりのエゾ春ゼミの幼虫です。本来なら5月下旬頃地上に現れるはずなのに・・・・・最近暖かい日が続いたからでしょうかネぇ。
 もうすぐ、あの騒々しい鳴き声が聞かれるのでしょうか?
20080505012

 ということで、写真を撮ったり、ドングリを拾ったりしたために、予定より時間がかかってしまいましたが、11時30分頃には小戸口駐車場へ戻ることができました。全行程で4時間30分程度の山歩きでした。

 下山した時の駐車場の様子です。この小雨模様のなか、やっぱり物好きな人はいるもんですね!
20080505034

|

熊鷹山から丸岩岳へ

 小雨降るあいにくの天候のなか、栃木県と群馬県の境に位置し、小戸川を登り詰める登山道には小滝やワサビ田が連続、山頂からは好展望が得られる山として親しまれている熊鷹山(標高1169メートル)へ登ってきました。新緑とトウゴクミツバツツジがとてもキレイでしたヨ。
20080505024

 栃木県・群馬県両側の数ある登山口の中から、今日は、小戸川沿いの林道(狭く悪路)終点にある小戸登山口からの登りです。駐車場は車が8台程度の広さで、駐車場正面が登山道入口になっています。
20080505001

 登山道は、ずっと沢(小戸川)沿いにあります。 
20080505003

 進むにつれて沢は狭まり、「まな板の滝」「五段の滝(下の画像)」「仙の滝」と小さな滝が連続してあらわれ、両側から岩壁がせまりスリップでもしようものなら沢へまっさかさまに落ちてしまいそうで・・・・・結構楽しめます。

 「五段の滝」です。
20080505005

 小さな滝を楽しみながら「十一本杉」を過ぎると丸岩岳分岐へ出ます。今日はこの場所に下りてくることになります。
 さらに沢沿いを進めば、「小坂の滝」「小坂水神宮」「ささら釜の夫婦の滝」が現れます。

 この登山道のもう一つの楽しみは、滝同様に連続して現れるワサビ田です。
 ちょうど純白の清楚な花が咲いていました。
20080505014

 やがて登山道は涸沢の急登となり、尾根に近づくにつれ笹ハラの自然林の中を上りつめます。小尾根にとりつき急登も一段落すると、まもなく熊鷹山と丸岩岳の分岐へ出ます。道標に従って右(熊鷹山)へ進むと、木製の鳥居が現れ、トウゴクミツバツツジのトンネルを抜けると熊鷹山の山頂へ出ます。

 熊鷹山と丸岩岳分岐にある木製の鳥居です。
20080505017

 山頂には櫓の展望台があり、360度の大展望らしいのですが・・・・・
 (今日はガスがかかっていて・・・・・残念無念・・・・)
20080505019

 それでも、ガスの切れ目には絶景が・・・・・
 この後縦走する丸岩岳方面の眺望です。
20080505020

 根本山(標高1199メートル)方面の眺望です。
 次回は十二山から根本山まで縦走する予定です。
20080505022

 さて、この後は丸岩岳(標高1127メートル)へ向かったのですが、ちょっとこのブログが長くなりすぎたので、二部構成にします。

 

|

2008.05.04

奥日光に春を告げるアカヤシオ

 鳴虫山では悪天候のため十分に楽しめなかったアカヤシオを求めて、G・Wにもかかわらず奥日光へ向かいました。
 めあてのアカヤシオは第2いろは坂の明智平周辺で見頃を迎えています。
20080504001

 それにしても、やっぱり無謀だった・・・・・。中途半端な時間に自宅を出発したため、いろは坂は大渋滞・・・・・しかも、愛車スバルランカスター6の調子がおかしく、足回りからゴムの焼けるような異臭と白煙が・・・・・パネルには「ステアリング」異常の警告も・・・・・まいったなぁ~

 もうアカヤシオどころの話ではなく、いかに自宅まで無事に戻るかのみ・・・・・

 それでも、ほとんど人の訪れることのない秘密の山へ入って、何枚か写真を撮ってきました。

 男体山をバックに
20080504004

 奥日光入口までアカヤシオ前線は上ってますネ。
20080504005

 奥日光に春を告げるアカヤシオです。
20080504007 

 

|

« April 2008 | Main | June 2008 »