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2008.06.08

大内宿

 「私は大内村の農家に泊まった。この家は蚕部屋と郵便局、運送所と大名の宿所を一緒にした屋敷であった。村は山にかこまれた美しい谷間の中にあった。」(平凡社 日本奥地紀行 高梨健吉訳より抜粋)
 1878年(明治11年)、イギリス人イザベラ・バードが日本を旅した紀行文「Unbeaten Tracks in Japan(日本奥地紀行)」に描かれた大内宿・・・・・

 駒止湿原からの帰路、一度は行ってもいいかなぁ~と思っていた、その大内宿に立ち寄ってみました。
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 ある程度の人混みを覚悟していたのですが心配していたほどでもなく、観光地にありがちな神経を逆なでするような看板もなく、電柱もなく、あるのは雰囲気の良い茅葺き屋根の古民家のみで、ゆっくりと大内宿を散策することができました。(イザベラ・バードの宿泊した民家が現存しているのには感動しました。) 20080607053 

 テレビでよく紹介されているネギ蕎麦(高遠蕎麦)を食べながら、蕎麦の味よりも、その古民家の雰囲気に心を動かされ・・・・・

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 囲炉裏のある生活もいいもんだなぁ~なんてことを考えながら・・・・・

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 視線は囲炉裏であぶられているイワナへ・・・・・
 (食べたいのではなく、釣りたいんです。)

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 こんな山人生活がしてみたい。

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