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2008.06.07

駒止湿原 Part.1

 標高およそ1100メートルの豊かなブナの森に囲まれた高層湿原で、天然記念物にも指定されている駒止湿原を歩いてきました。
 ウグイスやカッコウなど・・・・・ブナ林から響く野鳥のさえずり
 水辺からは怪しげなカエルの声
 陽が昇るにつれ激しさを増すエゾ春ゼミの騒音(?)
 この時期の駒止湿原は、自然のいのちの「音」であふれかえっています。

 そして競い合うように咲き乱れる花々たち。

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 四季のうつろいは例年より早いようで、水芭蕉はその純白の仏炎苞を落としており、かわって湿原一面にはワタスゲの白い綿毛が光輝いています。

 朝露に濡れたワタスゲたち。
 でも、陽が昇るにつれてフサフサになっていきます。
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 ワタスゲの足下で、清楚な紫の花を咲かせているタテヤマリンドウ。
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 早朝は花がしっかりと閉じられていたのに、太陽が昇って陽が差し込むと一斉に花がひらきだします。

 それでも、所々に可憐な水芭蕉や・・・・・
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 リュウキンカも・・・・・
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 ショウジョウバカマも・・・・・残っていました。
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 ミツバオウレンも咲いていました。
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 また、湿原上をよ~く観察してみると、食虫植物のモウセンゴケが、いたるところでその赤っぽい触手?口?をひろげています。
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 ところで、南会津町(旧田島町)側の駐車場(トイレ有り)に車を停め湿原へ入っていったのですが、早朝6:00の段階ではガラガラだった駐車場も、帰る頃(9:00)には満車状態でした。

 結構人気があるんですね。

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