熊鷹山・十二山・根本山へ(Part.2)
熊鷹山から十二山までは、明るい広葉樹の尾根を歩くこと30分。
「十二山」という小さな標識がなければ、うっかりすると山頂を通り過ごしてしまいそうな所です。
十二山から更に尾根づたいに15分程度歩くと、「根本山神社」へ到着です。根本山神社というよりは、神社跡といったほうが正しいかもしれません。
石垣がくまれた広い境内は、かつて信仰登山者で賑わっていたことがうそのように荒れ果てており、ただ鳥居と小さな祠が残るのみです。
以前は大きな社殿もあったといわれており、往時を偲ぶかのように、小さな祠の前には、その昔奉納された鉄でできた大きなマサカリが置かれていました。これ大きいですよ。一人では動かすことができませんでした。
根本山神社をあとにし、20分程登ると、標高1199メートルの根本山山頂に着きます。
ここも十二山同様、眺望はなく、ちょっと物足りなさを感じます。
ただ、ミズナラの木に打ち付けられた御札が山岳信仰の山であったことを伝えています。
根本山山頂から、さらに30分程度桐生側に足をのばすと、「根本山神社奥宮」があるということですが、今日はここで引き返すことにします。
往路を十二山までもどり、三滝目指しての下りです。腰が引けるほど急な斜面を慎重にくだって行くと、激しい水音がしてきます。途中に、昔の炭焼きの窯跡(?)があります。
道標に導かれ三滝展望台に到着です。展望台といっても何かがあるわけではなく、ただ三滝が一望できる岩場といったところです。三滝です。
三滝展望台を過ぎると、まもなく沢にでます。沢に沿って白ハゲ口を目指します。途中で沢を渡らなければなりません。
白ハゲ口から林道に降り、西沢駐車場目指します。
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