« 阿寒川 | Main | 尾瀬 至仏山へ Part 1(鳩待峠~山ノ鼻~至仏山山頂) »

2008.08.31

トムラウシ山の高山植物

 苛酷な環境のなか、自己主張も控えめに、「清楚可憐」という言葉がぴったりな高山植物たち・・・・・
 
 トムラウシ山で出会った花々を紹介します。

 コマクサ
Photo

 高山植物の女王と言われ、他の植物と混じることなく砂礫地に孤立して咲いています。
 最近、このように沢山の花をつける大株にはなかなかお目にかかれません。
 種子から花をさかせるまで、だいたい5年かかるといわれています。

 エゾイワツメクサ
Photo_2

 大雪山の固有種です。世界中でここにしか自生しない貴重な植物。
 礫地を好むナデシコ科の多年草です。

 イワウメ
Photo_3

 高山帯の礫地に生える植物。何とも清楚な花・・・・・

 トカチフウロ
Photo_4

 フウロソウ科の多年草。フウロにもいろいろ種類があるけれど、これは「トカチ」と名付けられています。茎の先に花がまとまってついているのが特徴かなぁ。

 ミヤマリンドウ
Photo_6

 高山帯の草地に生える高さが5㎝程度の多年草。
 大好きな高山植物の一つ。「清楚」にして「可憐」な花。

 メアカンキンバイ
Photo_7

 タカネトウウチソウ
Photo_8

 タイセツトリカブト
Photo_9

 綺麗な花には毒がある・・・・・猛毒です。

 ここで紹介した他にも、たくさんの花々が咲いていました。
 夏の花、そして秋の花も・・・・・。

 こんな綺麗な花々をゆっくりと楽しめる山登りが理想ですね。

|

« 阿寒川 | Main | 尾瀬 至仏山へ Part 1(鳩待峠~山ノ鼻~至仏山山頂) »

トレッキング・登山」カテゴリの記事

北海道」カテゴリの記事