霊峰 男体山
朝起きて窓の外を眺めれば雨・・・・・
しかし、やがて雨はあがるという天気予報を信じて、一路奥日光を目指します。
いろは坂もずっと雨・・・・・明智平のトンネルを通り抜けると、奥日光は一面ガスっているものの降雨はなし。遠く西の空には青空も見え、男体山の山頂に着くころには晴れてくるだろうと期待して、中禅寺湖の北岸、二荒山中宮祠から頂上を目指しました。
二荒山中宮祠境内の受付で登山名簿に記帳、500円の登拝料を奉納し、係の人から簡単な説明を受けた後、拝殿右手にある登拝門から登山開始です。
登拝門から石段を登ると、すぐ一合目へ。
ここからミズナラやウラジロモミ、ブナなどの大木が目立つ森の中をひたすら直登していきます。
三合目から四合目は工事用林道を歩くことになります。
林道では、猿公の出迎えを受けました。
四合目には、石碑と石の鳥居がたっていますが、ここから観音薙(かんのんなぎ)に沿ってジグザグに登っていきます。
五合目の避難小屋を過ぎると観音薙に入り、大岩のごろごろした道をひたすら直登です。
天気さえ良ければ、中禅寺湖が眼下に一望できるコースなのですが、残念ながら全く何も見えません。(避難小屋は七合目にもあります。)
五合目からの大岩の直登コースです。
八合目には二荒山神社の別宮、滝尾神社がまつられています。また、避難小屋も建っています。
やがて急登は終わり、サビ色をした火山礫の上をしばらく進むと、頂上到着です。
眺望はガスのためゼロ・・・・・今回も男体山頂上からの眺めを楽しむことができませんでした。
山頂で休憩した後、下山開始です。すると雨が・・・・・
しかも次第に雨脚は強くなり、バケツをひっくり返したような雨のため、登山道はあっという間に濁った泥流の流れる荒沢に変身です。
結局、下山中ず~っと雨に降られてしまいました。
それでも、ほんの一瞬、四合目から中禅寺湖をかいま見ることができました。
いや~それにしても急で歩きずらい登山道を直登すること3時間余、距離にして6㎞、標高差1211メートルはとても疲れました。
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