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2008.09.27

女峰山へ登ってきました

 表日光連山を代表する名峰 女峰山(標高2483メートル)へ登ってきました。
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 雪が舞い、女峰山山頂から西の帝釈山までのやせ尾根では、アルペン的な雰囲気を楽しめ、眺望は天候のせいで今ひとつでしたが、秋と冬を同時に満喫することができました。
 それにしても、山頂付近で紅葉が始まったばかりなのに、雪や霧氷が同時に楽しめるなんて思ってもいませんでした。

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 登山口は志津峠。
 まずは、志津峠から馬立を経て唐沢小屋を目指します。
 途中、空からポツポツと降ってきて、それが何と雪なんです。標高が上がるにつれ、トレイルのあちこちに積もっていました。

■トレイルに積もった雪
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 唐沢小屋に到着し、小屋の中へ入ってみると中二階建ての構造で、これが意外と広い。
 小屋の中の温度計を覗いてみると、午前8時で3℃。そりゃ雪が降るのも当然。とにかく寒い。

■唐沢小屋
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 唐沢小屋から、浮き石が多く滑りやすいガレ場を通ります。
 後ろを振り返ってみると、雲の切れ間から男体山の全容が・・・・・。
 でも、これから目指す山頂はうっすらと雲の中。

■ガレ場から見た男体山
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 ガレ場を過ぎ、ハイマツ帯をくぐると頂上直下の祠の前へ。
 あたりの木々は雪と氷で真っ白になっていました。昨夜は相当冷え込んだんですね。

■山頂直下の祠から山頂をのぞむ
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■霧氷と雪で白くなった女峰山山頂付近
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 頂上で空が晴れるのを待つつもりだったのですが、寒さに耐えられません。
 やむなく西の帝釈山へ向けてやせ尾根を歩きだしました。
 女峰山山頂から帝釈山山頂までがこのコースのハイライト。
 日光三険の1つ剣峰(けんのみね)の急峻な岩場を恐る恐る降り、鎖場を乗り越し、専女山を越え、寒さに震えながら帝釈山へ到着です。

■後ろの鋭峰が女峰山山頂
  (山頂から降りるルートが剣峰)
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■帝釈山山頂からの女峰山の眺望
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 帝釈山からは、コメツガの樹林帯の中を富士見峠へ。
 富士見峠からは、あちこちでズタズタになっている林道をひたすら歩き通し、馬立を経て志津峠へと戻ります。
 この最後の林道歩きが長く単調で、参ったなぁ~。

 

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