女峰山へ登ってきました
表日光連山を代表する名峰 女峰山(標高2483メートル)へ登ってきました。
雪が舞い、女峰山山頂から西の帝釈山までのやせ尾根では、アルペン的な雰囲気を楽しめ、眺望は天候のせいで今ひとつでしたが、秋と冬を同時に満喫することができました。
それにしても、山頂付近で紅葉が始まったばかりなのに、雪や霧氷が同時に楽しめるなんて思ってもいませんでした。
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登山口は志津峠。
まずは、志津峠から馬立を経て唐沢小屋を目指します。
途中、空からポツポツと降ってきて、それが何と雪なんです。標高が上がるにつれ、トレイルのあちこちに積もっていました。
唐沢小屋に到着し、小屋の中へ入ってみると中二階建ての構造で、これが意外と広い。
小屋の中の温度計を覗いてみると、午前8時で3℃。そりゃ雪が降るのも当然。とにかく寒い。
唐沢小屋から、浮き石が多く滑りやすいガレ場を通ります。
後ろを振り返ってみると、雲の切れ間から男体山の全容が・・・・・。
でも、これから目指す山頂はうっすらと雲の中。
ガレ場を過ぎ、ハイマツ帯をくぐると頂上直下の祠の前へ。
あたりの木々は雪と氷で真っ白になっていました。昨夜は相当冷え込んだんですね。
頂上で空が晴れるのを待つつもりだったのですが、寒さに耐えられません。
やむなく西の帝釈山へ向けてやせ尾根を歩きだしました。
女峰山山頂から帝釈山山頂までがこのコースのハイライト。
日光三険の1つ剣峰(けんのみね)の急峻な岩場を恐る恐る降り、鎖場を乗り越し、専女山を越え、寒さに震えながら帝釈山へ到着です。
帝釈山からは、コメツガの樹林帯の中を富士見峠へ。
富士見峠からは、あちこちでズタズタになっている林道をひたすら歩き通し、馬立を経て志津峠へと戻ります。
この最後の林道歩きが長く単調で、参ったなぁ~。
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