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April 2009

2009.04.29

旗川源流に咲く可憐な山野草

 氷室山・宝生山への登山道になっている旗川源流沿いには、春の山野草が咲き誇っています。

 前回4月19日の熊鷹山でも見かけたムラサキケマンの群生や・・・・・

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 ヤマエンゴサクも・・・・・

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 ちょっと不気味なマムシグサや

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 徳川家の葵の御紋の原型となったフタバアオイ

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 沢沿いに群生しているネコノメソウ

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 一番の大群落はやっぱりニリンソウ

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 ミヤマエンレイソウ(白花エンレイソウ)の群落も発見

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 まだ咲いている花は少なかったヒトリシズカ

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 フデリンドウや

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 まだまだ蕾のユキザサなど

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 そして、名前のわからないものが・・・・・
 どなたかこの花の名前教えてください。

 名前がわかりました!!
 「ハシリドコロ」です。
 食べると幻覚症状を起こし、もがき苦しんで走り回り、死に至ることもある毒草です。
 触れるのも危険だそうです。

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旗川源流の山 氷室山・宝生山

 群馬・栃木を分かつ安蘇山塊の懐深くそびえる氷室山(標高1120メートル)と宝生山(標高1154メートル)へ登って来ました。
 清澄な水と春のお花畑が堪能できる旗川源流を遡行し、越路館沢を登りつめ、氷室山山頂から、群馬・栃木の県境の尾根を宝生山・十二山と巡り、井戸小尾根の三滝登山道を急降下するコースです。

 駐車場は、熊穴の滝。車10台分ぐらいのスペースがあります。
 (これは下山した時に撮ったものです。)

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 車両通行止めの林道を白ハゲ口広場目指して歩いていきます。
 白ハゲ口広場にはトイレ(ちょっと怖い・・・)もあります。

 白ハゲ口広場からは、旗川源流に沿った新緑のきれいな(川コース)を進みます。

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 途中に幻の滝と呼ばれていた「三滝」を見ることができます。

 まずは「三滝」の滝壺です。滝の全景をみることはできません。

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 滝壺を後にし、三滝の展望台目指します。
 展望台からの「三滝」です。

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 この後、清く澄みきった水が流れる旗川源流を遡行し・・・・・

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 ニリンソウのお花畑を楽しみながら・・・・・

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 越路館沢を登りつめ、笹原のトレイルを登り切ると群馬・栃木の県境の尾根へ出ます。

 尾根へ出たら左へ進むと、すぐ氷室山。
 眺望はなく、山頂には小さな石の祠があるだけ・・・・・

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 続いて、宝生山。
 アカヤシオが咲いていました。でも、花の数はちょっと少なめかなぁ・・・・・

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 十二山を経て、三滝登山道を急降下・・・・・ちょっと油断すると滑落しそうな危険な道・・・・・

 駐車場にもどり、「上人の水」をくんで帰路につきました。
 写真を撮りながらゆっくり歩いて5時間の山歩きでした。

 

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2009.04.26

新緑の太平山

 安蘇山塊の氷室山・宝生山を登ろうと早朝出発したのですが、時折激しく降る雨と足下の悪さを懸念して登頂を断念。
 10時頃になってやっと天気が回復し、太平山の上空に青空が見えだしたため、急遽太平山へ。

 太平山は、澄みきった陽の光をあび新緑がまぶしく輝いていました。

清水寺前の駐車場から馬入不山方面を撮影

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 登山口はいつもの清水寺。
 清水寺の観音堂の周りには、シャガが咲いています。

アヤメ科のシャガ

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 雨で滑りやすい急なコースを登ること40分程度で、晃石山神社へ。
 ちなみに清水寺から晃石山山頂を目指すコースが大平山系では一番の急登コース。

晃石山神社

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 晃石山神社から登ること数分で山頂へ到着。
 
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 今日は空気が澄んでいるため、富士山まで見渡せた。

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 尾根スジにはツツジが咲き出し、

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 足下の林床には、チゴユリがあちこちで群生し、

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 同じチゴユリ科のホウチャクソウも

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 蕾のアマドコロも桜峠から清水寺への沢沿いの路で数多く見られました。

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 最後にはヤマカガシまで・・・・・

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2009.04.19

熊鷹山 早春の花々

 小戸川沿いの登山道は、早春の花々であふれかえっていました。

 いちばん群生していたのはニリンソウ

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 ハルトラノオもあちこちで見かけます。

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 ムラサキケマン や

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 キケマン

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 ヤマエンゴサクも・・・・・

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 あまり目立たないけど、ネコノメソウ

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 おかしな名前の コチャルメルソウ

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 ほとんど種になっているなか、一輪だけ咲いているカタクリも見つけました。

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 これから花をつけるのでしょうか? エンレイソウも芽吹いていました。

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 スミレの仲間も・・・・・
 タチツボスミレかなぁ?

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 このスミレの仲間の名前はなんでしょう・・・?
 エイザンスミレですよネ。

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2009.04.18

早春の熊鷹山

 安蘇山塊の好展望の山、熊鷹山(標高1169メートル)を訪れました。登山口は、小戸口登山口。小戸川沿いの登山道は、早春の花々と数々の小滝を楽しめる絶好のコース。
 今日は熊鷹山から丸岩岳を経由しました。

 車10台程度がやっと駐められる小さな空き地に車を駐め、小戸川沿いに歩き出します。

 小戸川沿いの登山道

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 沢の澄みきった流れを楽しみながら進むと、「五段の滝」がその姿を見せてくれます。

 五段の滝

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 沢沿いの道は、早春の花々であふれかえっています。
 そんな可憐で清楚な花の妖精たちを踏みつけないよう気をつけながら進みます。

 「十二本杉」を過ぎ、目にまぶしい新緑を眺めながら進むと、やがて沢のあちらこちらに山葵田が・・・・・

 十二本杉

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 山葵田(ワサビ田)

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 ちょうど、ワサビの花が咲いていました。

 ワサビの花

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 沢スジから離れ、急登すること1時間程度で、見晴台のある熊鷹山山頂へ到着です。
 今日は、うっすらともやがかかり、残念ながら遠くまで見通すことができませんでした。
 それでも・・・・

 これから向かう丸岩岳方面

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 根本山の後ろには、袈裟丸山や皇海山が・・・・・

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 十二山の後ろには、日光白根山や男体山もうっすらと・・・・・

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 熊鷹山から丸岩岳の尾根スジには、アカヤシオが

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 そして、大人3抱えもあるミズナラの巨木も・・・・・

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 丸岩岳からは、滑りやすい悪路を駐車場目指して急降下です。

 駐車場に着いたのが11時頃。
 こんな感じで、満車でした。

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 この小戸口登山口は、空き地が狭く、車10台程度しか駐められません。また、そこまでの林道も悪路なので要注意です。

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2009.04.11

春惜しむ太平山

 桜の盛りは過ぎた太平山を、花の名残を求めて訪れました。

 山笑う晃石山・・・・・新緑の緑と山桜のピンクが美しい

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 清水寺のシダレザクラは今が満開・・・・・

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 桜峠の山桜の巨木たち

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 林床ではチゴユリが群生し・・・・・

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 エンゴサクの仲間も一面に花開いています。
 ヤマエンゴサク? ジロボウエンゴサク?

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 「ハナニアラシノタトエモアルゾ・・・・・」という言葉どおりに、山を下り、帰るころには、花を散らす強風が・・・・・、

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2009.04.05

太平山の春

 「一輪の花に久遠の春が宿っている」という言葉がありますが、まさに太平山は、百花が咲き競う春を迎えたようです。

 太平山周辺の桜はだいたい5分咲き程度・・・・・

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  山中の山桜はやっと一部が咲き出した程度・・・・・

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 桜以外にもいろいろな花が咲き出しています。

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 今、桜以外で一番目につくのはスミレ
 いろんなスミレが咲いています。

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 ヤマエンゴサク?の群生も・・・・・

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