早春の尾瀬 鳩待峠から山ノ鼻へ
尾瀬への群馬県側の入口となる鳩待峠(標高1591メートル)から、雪解け間もない尾瀬ヶ原を訪れた。
雪解けすぐのミズバショウのシーズンがいよいよ始まり、本日午後7時より交通規制が開始され、鳩待峠への一般車の乗り入れが禁止とる。要するにマイ・カーで行けるのも今日までということになる。
(鳩待峠の交通規制の詳細はここをクリック)
午前5時40分 鳩待峠より山ノ鼻を目指す。
今にも泣き出しそうな空模様・・・・・時折小雨がパラつく。
鳩待峠から、尾瀬ヶ原の入口山ノ鼻までのおよそ3,3キロのトレイルには、所々残雪があるものの、通行には支障はなし。
行く手に向かって左側には、木々の梢の間から至仏山が見え隠れする。
鳩待峠から山ノ鼻へは緩やかな下り。
途中、川上川を渡る手前の小湿原では水芭蕉の群落を見ることができる。
山ノ鼻にはビジターセンターやチップ・トイレ、山荘やショップがあり、小休止にちょうどいい。鳩待峠からは1時間程度。
尾瀬植物研究見本園へも立ち寄りたい。
鳩待峠から山ノ鼻の間で見られた花々・・・・・
エンレイソウ : よく見かけた
開花前のマイヅルソウ : よく見かけた
イワナシ
タケシマラン : 花が小さく目立たない
ウスバサイシン : これも目立たない
オオバキスミレ
コミヤマカタバミ
「ネマガリタケを分けて、人気のまったくない鳩待峠に着いたのは、戸倉を出てから五時間半以上の後であった。わずか三里余の距離というのに、費やした時間を思えば、通路の困難を察することが出来よう。 ・・・・・・・中略・・・・・
待望の尾瀬ヶ原まで、かれこれ二時間もかかた。針葉樹を交えた落葉樹林で、左の方、川上川の源流の対岸には、至仏山の巨体が蟠っていた。
傾斜が緩くなると、湿地も現われ、オオカサスゲだのミズバショウが群生していた。雑草の間にオオサクラソウの紅花も可憐であるし、タチカメバソウの白花や、淡黄花のオオレイジンソウだの、オオバキスミレも目についた。
右から流れ出す二,三の支流など、物の数でもないが、それらを集めた川上川は、はなはだしく深くはないが、またしても徒渉である。それを左岸に渡れば、ここは山ノ鼻だという。ゼンマイ採りの小屋だという粗末な笹小屋があって、・・・・・・・」
武田久吉 著 「明治の山旅」 昭和46年刊 創文社 より抜粋
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