十勝連峰 美瑛岳
山麓の白金温泉や美瑛の丘からの望む美瑛岳は、左の美瑛富士と並び、槍のように鋭い山容を見せてくれる。
また、十勝岳の縦走路(稜線)からは、ポンピ沢に落ち込む深い断崖の上に、岩の稜線が走り、一種独特の力強い雰囲気で迫ってくる。
今回は、十勝岳からの縦走になる(十勝岳まではこちらを参照)。
まず、十勝岳の頂上から、火山地形の砂礫帯の平ヶ岳と呼ばれる平坦地を抜けるが、目印がなく迷いやすい。
鋸岳に近づくにつれて尾根がはっきりしだす。
トレイルは鋸岳の稜線から分かれてトラバース気味に東側へ下っている。
鋸岳から下りきった地点:
(中央左のピークが鋸岳、そのすぐ右横に十勝岳山頂が見える。ここから美瑛岳への登りが始まる。)
美瑛岳への登りが始まると、次第に高山植物がその姿をあらわす。
美瑛岳は、山頂の南側が大きく切れ落ちており、崖上の岩の稜線上を頂上目指す。深く切れ込んだポンピ沢は迫力がある。
やがて崖上の稜線からはなれると美瑛富士との分岐にさしかかるが、ここから山頂へ向かって最後の登りとなる。
山頂からの美瑛富士の眺望:(左が美瑛富士、右奥がオプタテシケ山)
山頂は十勝岳同様、狭い岩場になっている。
周囲の山々や山麓の樹海の眺望を楽しんだあとは、一気にポンピ沢まで急降下する。
あとはポンピ沢を渡渉し、ロープを頼りに雪渓を渡るなどしながら、雲ノ平を経て、望岳台まで戻ることになる。
望岳台→十勝岳→美瑛岳→望岳台
16キロ 9時間 疲れたぁ~
完璧な どこにも傷のない 希な日・・・・・・・・
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