前日光 夕日岳
日光開山の勝道上人が修行した峰々として、今でも日光修験道(山伏修行)のルートになっている前日光の山々は、「山上更に人の山を築く」奥日光の山々から比べると、とても静かな山旅が楽しめる。
今回目指すは、標高1526メートルの夕日岳。
夕日岳:(6月20日、薬師岳より東へ1時間程の尾根すじから撮影)
登山口は、日足トンネルの開通で廃道となった旧国道122号線の細尾峠。
6月20日に登った薬師岳(標高1420メートル)の肩から、古峰ヶ原方面目指して、ミズナラやブナが目立つ明るい尾根みちを進んでいく行く。
細尾峠と古峰ヶ原、そして夕日岳の分岐にあたる「三ツ目」。
その手前に、展望の利く巨石がある。
ちょうど男体山の展望よろしく、おそらく多くの修験僧がこの巨石の上で、男体山に対峙しながら座禅を組んだのではなかろうか。
三ツ目から20分ほどで夕日岳山頂になる。
男体山方面の眺望が抜群である。
夕日岳からの眺望:(左が男体山、中央が大真名子山、右が女峰山)
細尾峠から2時間程で夕日岳山頂を踏むことができた。
夕日岳で小休止後、来たみちを引き返すことになる。
細尾峠からの旧国道122号沿いには、秋の恵みがあちこちに・・・・・
紅葉の時期にもう一度訪れたい山である。
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