晩秋の足尾山塊 袈裟丸山 (Part 2)
賽の河原から、樹林ごしに見え隠れする袈裟丸山を仰ぎながら、尾根筋のアップダウンを1時間程繰り返すと、眺望の素晴らしい小丸山(小袈裟丸山)ピークへ出る。
すぐ目の前に袈裟丸山が屏風のようにせまり、その奥に皇海山や鋸山、庚申山などが眺められる。日光連山も眺望できる。
小丸山で眺望を楽しんだあとは、もったいないほどの下りとなり、下りきった白樺林の中にはドーム型の避難小屋がある。小丸山を巻いて賽の河原手前にでる巻き道がここからついているので帰路利用すると時間短縮になる。
ドーム型避難小屋
避難小屋内部:(きれい・・・・・小丸小屋と呼ぶのか・・・?)
ドーム型避難小屋を過ぎ、ササのうっとおしい道を漕ぐように進み、急な登りを登りきると、ひらけた尾根へ出る。この尾根上をしばらく進むと一等三角点の設置された袈裟丸山(前袈裟丸山)山頂へ到着する。
山頂は樹林に覆われており眺望が利かないが、手前の西斜面からは赤城山が、さらに進んだ尾根からは足尾山塊の山並みが展望できる。
今回は朝寝坊をしてしまい登山開始が9:30と遅く前袈裟丸登頂が13:00、帰路の時間を考えると後袈裟丸山まで行くと真っ暗になってしまうため、ここで引き返す。
結局、塔の沢駐車場へ戻ったのが16:30で、薄暗くなっていた。
この時期、16:30ぐらいまでが行動の限界か・・・・・。
それにしても、山中にはツツジやシャクナゲが多く見られ、春の花の時期に再訪してみたい名山である。
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