« ジムニー ジオランダーA/T-Sへ | Main | 会津西街道 大内宿 »

2009.11.13

南会津 二岐山

 天栄村と下郷村の境に位置し、丸い頂を二つ並べた姿が特徴的な、那須や会津の山々を一望できる二岐山(標高1544メートル)を訪れた。

 国道118号線から林道二岐線を二岐温泉目指して進むが、二岐温泉からは二岐川沿いの未舗装のラフロードとなる。

林道二岐線とジムニー
20091113018

 途中、「桔梗の清水」と呼ばれる清冽な清水(水場)を過ぎると、最近作られたらしいやたら大きな駐車場に出る。この巨大駐車場を過ぎるとほどなく左手に御鍋神社の鳥居が現れ、さらに進むと右手に二岐山登山口の標識がある。

 車は、砂利敷の巨大駐車場に百台程度、御鍋神社入口に5台程度、登山口に5台程度駐車することができる。駐車スペースに困ることはないだろうが、トイレはない。

二岐山登山口
20091113002

 小雨が降り、山全体にガスのかかった悪天候のなか、登山口からいきなりの急坂(八丁坂と呼ぶ)を頂上目指して登り出す。
 アスナロやブナ、ヒノキの林の中を40分程登ると、「ブナ平」と呼ばれるなだらかなブナ林へ出る。

原生林の中の登山道:(赤テープが目印になる)
20091113004

 「ブナ平」いったいは、ブナ林の伐採地跡で、その時の林道跡を5分程歩き、林道跡から離れて右手山頂方向に向かう。

ブナ平
20091113007

 雨にえぐられた登山道は悪路で、昨日からの雨で足首もでもぐる泥川と化していた。
 ガスも濃く、足下の悪さもあり、これ以上進む価値なしということで、頂上手前で引き返し、再来を期すことにした。

 帰路立ち寄った御鍋神社
 その名の通り、巨大な鍋がつり下げられ、鐘の代わりとなっていた。

御鍋神社入口の鳥居
20091113015

御鍋神社
20091113013

 神社正面には、林野庁選定「森の巨人たち100選」に選ばれたサワラの巨木が2本生えている。推定樹齢は500年をこえているらしい。

サワラの巨木
20091113012

御鍋神社の由来
20091113014

 御鍋神社を参拝した後は、桔梗の清水で水を汲む。
 山で汲んだ水で茶やコービーを入れるのが最近の楽しみの一つ。

桔梗の清水
20091113017

 二岐山周辺の案内板
20091113016

 二岐山をあとに、大内宿を目指した。

|

« ジムニー ジオランダーA/T-Sへ | Main | 会津西街道 大内宿 »

トレッキング・登山」カテゴリの記事

尾瀬とその周辺」カテゴリの記事