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2009.11.03

雪化粧した奥日光

 今年一番の寒気が奥日光に降雪をもたらすとの予報に、新雪を期待して晩秋の奥日光を訪れた。

 11月2日初雪、そして翌3日、赤沼の駐車場に到着したのが早朝5時ごろ。5時30分発の低公害バスへ冬装備で乗り込み千手ヶ浜へ。外気温は-3℃。道路はツルツルのアイスバーン。一面の雪・雪・雪・・・・・

  葉の落ちきった静かな森の中に真っ白な雪がつもり、季節が一気に冬へ進んだ奥日光。聞こえてくるのは雪を踏みしめる自分の足音と、啄木鳥のドラミング音、シカの警戒した鳴き声のみ・・・・・。

雪化粧した千手ヶ浜:(雪が降っており男体山が霞んで見える)
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 キツネやシカなど獣のトラックしかない雪道に自分の足跡をつけながら西ノ湖を目指す。
 雪の下に厚く敷き詰められたミズナラの落ち葉を踏む音が大きく響く。

 西ノ湖は驚くくらい水位が低下しており、大きく湖底が現れている。
 まっすぐ湖底を歩き対岸の西ヶ浜へ向かうことができた。
 
西ノ湖:(湖底ほぼ中央部から西ノ湖入口方面を撮影)
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 市道1002号西ノ湖入口から柳沢川の赤い吊り橋まで続くカラマツ林は、一部に黄金の葉が残っているものの黄葉は終わっていた。

カラマツのトンネル
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 さて、早朝多くのカメラマンで賑わっていた小田代ヶ原はというと・・・・・
 
小田代ヶ原
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 ミズナラの林の中では、アカゲラが懸命に木をつついていた。

アカゲラ
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 戦場ヶ原を訪れている人は少ないようで、ほとんど人とすれ違うことがなかった。

太郎山と山王帽子山の眺め
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大真名子山・小真名子山の眺め
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 戦場ヶ原の木道にも雪がしっかりと積もりスリップ注意!

スリップ転倒で出来た芸術作品?
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湯川の流れ
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 また今年も雪の季節がめぐってきた。

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