高原山の盟主 釈迦ヶ岳
前回、雪と氷のため山頂をあきらめた釈迦ヶ岳(標高1795メートル)へ、再度チャレンジした。
八海山神社(標高1539メートル)付近からの釈迦ヶ岳の眺望
今回の登山口は、矢板市八方ヶ原の大間々駐車場。
しかし、小間々から大間々の間が道路工事のため通行止めになっており、車は小間々駐車場へ停めることになった。
小間々駐車場から大間々駐車場の登山口までは30分程。
大間々駐車場のトイレは使用禁止(施錠)になっていた。
大間々駐車場:(場所はココをクリック)
大間々からの登山道は駐車場の突き当たりのトイレ左横にある。
林間コースと見晴らしコースに分かれるが、関東平野が一望できる尾根沿いの見晴らしコースがお勧め。
広く整備された林道を10分程直進すると、林道右に道標と登山口が現れるので、林道から離れて右の登山道へ侵入する。
しばらく林の中を登ることになるが尾根に出ると関東平野や、これから目指す釈迦ヶ岳を望むことができる。
そのまま尾根スジの登山道を踏み跡に従って進むと、板状の岩が積み重なった道となり、八海山神社へ到着する。この小さな祠周辺からの眺望は抜群であり、遠く筑波山などの展望も楽しむことができる。
ケルンの積まれた八海山神社:(大間々駐車場から1時間程で着く)
八海山神社で眺望を楽しんだら、さらに先へ進む。
ここからアップダウンを繰り返す稜線上の登山道となるが、まず越えるのが「矢板市の最高点」の標識がある標高1590メートルのピーク。
どうみても由緒正しき山なのであるが、不思議なことに山名がない???
続いて大入道の分岐へ出る。
ここを右の大入道方面へ10メートル程進むと、まったく展望のない剣ガ峰山頂(標高1540メートル)へ出る。先の「矢板市の最高点」の方がよっぽど立派な山容である。
剣ガ峰山頂に立ったら分岐まで戻り、釈迦ヶ岳を目指す。
ここから1時間程で鶏頂山からの登山道と合流するが、釈迦ヶ岳の肩から鶏頂山分岐までがきつい登りとなる。
あたりは前回と同じように木々に霧氷がつき、登山道は凍りついて滑りやすくなっていたのでアイゼンを装着する。
鶏頂山分岐からは5分程で釈迦ヶ岳山頂へ着く。
山頂は広場になっており、一等三角点と髙原山神社の小さな祠、釈迦如来の石像が祀られている。
山頂からは360度の大パノラマは楽しめるはずだったが、ガスがかかっていて眺望が利かない。日頃のおこないが悪いのか・・・・・釈迦ヶ岳との相性が悪いのか・・・・・
それが皮肉なことに下山を始めると除々にガスが晴れ、眺望が利くようになった。
帰路は往路を戻ることになるが、剣ガ峰や矢板市最高点のピークなどを越えなくてはならず、アップダウンを繰り返すために疲労感が大きい。
結局6時間程で小間々の駐車場へ到着。
すると珍しいことに、スバルのランカスターとアウトバックの歴代3モデルがきれいに整列して出迎えてくれた。
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