三峰山
標高605メートルの三峰山を訪れた。
粟野側から見上げれば奥ノ院、剣ヶ峰、権現山、そして三等三角点がある三峰山と山々が連なって見える。栃木市側からは、鍋をひっくり返したような山容となり、地元の人は親しみをこめ「鍋山」と呼んでいる。
登山口は永野御嶽山神社で、車は神社に隣接する駐車場を利用する。
御嶽山神社「里宮」脇の階段を上り「祖霊殿」から奥ノ院、剣ヶ峰、権現山の三山を経て三峰山へ至る登山道がメインコースであるが、今日は浅間大神を経て直接三峰山を往復するコースを進む。
作業用の林道を進むと、すぐに「山神」が祀られた祠が現れる。
山神さまの祠
登山道のあちこちに石の祠や石仏が祀られており、信仰の山として賑わっていた往時を偲ぶことができる。
林道からスギ林を急登しクサリ場を登り切ると、浅間大神」が祀られている鍾乳洞へ出る。残念ながら鍾乳洞の入口は鉄製の扉でつけられ中へ入ることができない。
浅間大神
浅間大神からしばらく険しい登りを我慢すると「倶利伽羅不動」へ。
倶利伽羅不動の巨石を巻くように登ると、すぐに奥ノ院と三峰山山頂の分岐に出る。
右手に立ち入り禁止のロープが張られた道を頂上目指す。
しばらく進むと三等三角点と小さな祠のある三峰山頂上へ到着する。
三峰山山頂
頂上から踏み跡に従って、立ち入り禁止のロープを越えると、北西方面の眺望が開け、日光連山の山々を望むことができる。
眼下には石灰の採石場が広がっている。
登りに1時間10分程、下りに1時間程の時間がかかった。
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