大小山
佐野市と足利市の境に位置し、大・小の文字が掲げられている山として有名な大小山(標高314メートル)を訪れた。
登山口は阿夫利神社。
神社手前の駐車場にはトイレや水場(沢水)も整備され、15台程度の駐車ができる。
人気がある山なので神社手前の駐車場が満車の場合、その手前の寺院の駐車場に停めることもできる。
今日は神社右手を直進する見晴らしコースを進む。
大小の文字の設置されている鷹巣山(山頂に大小山の標識あり)またの名を天狗岩を過ぎ、二等三角点の置かれている大小山(山頂に妙義山の標識あり)を目指す。
神社から、途中男坂と女坂に分かれる登山道(どちらを進んでも合流する)を登ると天狗岩直下の見晴台に出る。
頭上には大小の文字が掲げられ、東には唐沢山や太平山などの山々を望むことが出来る。
見晴台から鉄製の階段を上ると尾根上の路へ出るが、すこし進むと鷹巣山(天狗岩)の頂上へでる。しかし、頂上の山標識には大小山とある。
鷹巣山からいったん鞍部へ下り、急な岩場を再び登り返すと大小山(妙義山)山頂へ出る。
大小山の山頂はそれほど広くはないが、360度の眺望が楽しめる。
頂上での大パノラマを楽しんだら阿夫利神社へざして一気に山を下るが、急な岩場や滑りやすい路が多く注意が必要。
かつては大天狗・小天狗の住む霊場として賑わった名残か、登山道のあちこちに小さな祠や石仏が祀られている。
登山口の阿夫利神社から山頂を経て戻るまでに1時間程度のコースだが、それなりに見所もあり楽しめる山であった。