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2010.02.20

谷倉山と小山よし姫の墓

 永野川流域の星野の里を挟んで三峰山の反対側にそびえる標高599メートルの谷倉山(矢倉山とも岩倉山とも・・・)を訪れた。

四季の森星野から望む谷倉山
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 山麓の星野地区は、縄文時代の遺跡が多く出土し、旧石器時代の石器も見つかるなど、先史時代から人間が住んでいた土地で、節分草の自生地があることでも有名。

 縄文時代の住居を復元してある星野遺跡憩の森の駐車場に車を停め、地層たんけん館への案内板に従って林道を進んでいく。

星野遺跡憩の森:(背後にそびえる三峰山)
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 まもなく、林道山口沢線と地層たんけん館(林道寒沢線)の分岐があるが、ここにある明治時代の石碑には岩倉山と彫られている。

林道分岐
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 どちらを進んでも結果的に山頂へ出るのだが、今日は途中で小山よし姫の墓所をお詣りするため分岐を左(地層たんけん館方面)へ進む。

地層たんけん館
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 地層たんけん館を過ぎると植林された暗い林の中を寒沢沿いに登って行く。
 途中で林道が消えるが、小山よし姫の墓を指す案内板が所々にあり迷うことはない。

薄暗い寒沢沿いの緑林された林
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 姫の墓まで250メートル地点で、谷倉山と路が分かれる。

登山道分岐:(右が谷倉山、左がよし姫の墓)
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小山よし姫の墓所:(駐車場から30分程で到着)
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 小山よし姫は、南北朝時代、下野の守護であった小山義政の正室で、夫の義政が鎌倉公方足利氏満との戦いで籠城していた粕尾城(現在の粟野町中粕尾)へ向かう途中に、欲に目のくらんだ道案内の村人にこの地で殺されたという言い伝えが残っている。

 よし姫の墓所をお詣りした後は、250メートル地点まで戻り、谷倉山方面の古道を登り返す。踏み跡がうっすらとしか残っていないが、尾根上を目指せば良いので迷いようがない。

 尾根上へ出ると明るいナラ林に変わり、雪が残っているものの比較的なだらかで歩き易い。
 

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 谷倉山の頂上には巨大なアンテナが立っており、眺望も全くなし。
 憩の森から1時間30分、よし姫の墓から1時間程で到着した。
 ガイドブックなどには、さらに10分程進む(下る)と木々の伐採された展望の利く場所に出るらしいが、早々に山頂を後にする。

谷倉山山頂
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 帰りは山口沢沿いの急斜面を下山すること40分で星野の集落へ出る。

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