会津の名峰 お花畑広がる花の磐梯山
会津のシンボル的存在で、「宝の山」と称せられる磐梯山(標高1818.6㍍)を訪れた。
磐梯山は、八方台登山口からは2時間という手軽さもあって、多くの登山者で賑わっており、俗っぽいイメージが強い。
そこで、一番静かで、豊かな自然を存分に愉しむことの出来る、渋谷登山口(旧磐梯国際スキー場)からの登山を試みた。
スキー場の駐車場に車を停め、櫛ヶ峰の東尾根の樹林帯を、およそ4時間かけて頂上を目指す標高差の最もある難コースだが、登山路のあちこちで山の花々を愉しむことができる。
スキー場をあとに、作業用の林道を進むと、林道沿いに渋沢登山口の看板が現れる。
林道から登山路への入口
登山道と林道が何度か交錯しながら登っていくと、しだいに鬱蒼とした樹林帯の荒れた登山路となり、琵琶沢の流れが間近に聞こえるようになる。
登山路の両側で美しい山の花々が出迎えてくれる。
樹林帯を抜け、右手に櫛ヶ峰を見ながら磐梯山東壁を仰ぐようになると、イワカガミがその可憐なピンクの花で出迎えてくれる。この時期沼ノ平はイワカガミのお花畑になっている。
ガレ場を登り詰めると櫛ヶ峰と磐梯山の鞍部に出て、一気に眺望が開ける。
また、あたりは黄色のミヤマキンバイの大群落になっている。
ミヤマキンバイのお花畑を過ぎると、2軒の休憩小屋のある弘法清水へ到着する。
弘法清水から磐梯山の山頂まで、最後の急登は30分かからない。
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