高嶺の花に会いたくて、高山植物と池塘ひろがる会津駒ヶ岳を訪れた。
ミズナラからブナ、そしてコメツガとダケカンバと、木々の植生の変化を愉しみながら登ること3時間で樹林帯を抜け、展望の一気にひろがる通称「池ノ平」と呼ばれる湿地帯へ出る。
この時期、この池ノ平から山頂、中門岳へいたる稜線上は様々な高山植物が咲き乱れる。
花々の咲き乱れる駒ノ小屋直下の湿原地帯を愉しむ
イワカガミ
コバイケイソウ
イワイチョウ
ツマトリソウ
稜線上に出ると、そこには空を映す駒ノ大池
山頂への木道沿いにはミヤマキンポウゲが咲き出していた。
アズマシャクナゲの咲く会津駒ヶ岳山頂(標高2132メートル)
山頂からさらに奥の中門岳へは、池塘と花の饗宴となる。
蒼い空と白い雲を映しこむ池塘群
いまだに残雪のこる稜線上のトレイル
この時期の主役、ハクサンコザクラ
尾瀬ではここ駒ヶ岳と至仏山にしか咲かないミツバノバイカオウレン
そしてチングルマ
会津駒ヶ岳は、訪れる度に感動を与えてくれる素晴らしい山・・・・・。