以北最高峰の日光白根山
栃木県と群馬県の県境に位置する日光白根山(標高2578メートル)を訪れた。
五色沼と弥陀ヶ池の2つの山上湖をしたがえたその山容は、アルペン的でさえある。
登山口は、群馬県側から、ゴンドラ利用可能な丸沼登山口と菅沼登山口、栃木県側からは湯元スキー場からの登山口がある。
今回は、菅沼から弥陀ヶ池を経て山頂を目指し、五色沼を経由して菅沼へ戻るコース。
山頂(奥白根とも呼ばれる)へのガレ場から後ろを振り返ると、丸沼や菅沼、至仏山や燧ヶ岳、鬼怒沼湿原など、奥鬼怒や南会津、尾瀬の山々が望まれる。
大岩の横たわる山頂からは360度の大展望が得られる。
山頂直下の岩場にはトウヤクリンドウが咲いていた。
山頂から栃木県側へ降りると五色沼の湖畔へ出ることができる。
五色沼からは、弥陀ヶ池を経由して登山口である菅沼へ戻ることになる。
五色沼周辺の広葉樹は、早くも紅葉の気配を見せていた。