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September 2010

2010.09.26

霧降高原にそびえる赤薙山

 日光霧降高原に雄大な山容を誇る赤薙山(標高2010メートル)を訪れた。
 なんでも、2010メートルという標高が、2010年とかさなり、今年はだいぶ人気が出たらしい。

霧降高原から見た赤薙山
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 霧降高原第3駐車場に車を停め、リフトを横に見ながら、深くえぐれた登山道を登っていく。
 初夏にニッコウキスゲの群落が見られるキスゲ平に沿って登ると、標高1601メートルの小丸山へ出る。

 小丸山から眺望が一気にひろがり、関東平野の先には筑波山を見ることができる。

関東平野と筑波山
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 右には端正な丸い山が見えるが、これが丸山で、その先に高原山(釈迦ヶ岳や鶏頂山)を望む。

丸山と高原山
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 赤薙山への頂上へ、一直線にトレイルがのび、好展望が期待できる。

赤薙山へのトレイル
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 赤薙山頂上への途中に、岩がゴロゴロした場所が焼石金剛で、小さな祠が祀られている。

焼石金剛
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 やがてコメツガの樹林帯へ入り、急斜面に汗をしぼられると頂上へ着く。
 標高の高い所では、すでに紅葉が始まっている。

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 赤薙山山頂は、樹林にかこまれて展望は利かない。
 木の鳥居と石の祠が祀られている。

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 山頂からされに進むと、女峰山や男体山が望める斜面に出ることができる。

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2010.09.25

太平山逍遥

 久しぶりに太平山を訪れた。
 登山口はいつものように清水寺から太平山系の主峰晃石山を目指す。

清水寺の千手観音堂
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 30分ほどの急登で山頂へ到着する。
 晃石山山頂から日光山塊がよく見えた。

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 山中でミヤマクワガタに出会った。
 この近辺ではミヤマクワガタは珍しい。

ミヤマクワガタ
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 登山道のあちこちにヒガンバナがその深紅の花を咲かせていた。

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2010.09.19

西大巓から西吾妻山へ

 吾妻山(標高2035メートル)は、福島県と山形県の県境に位置する2000メートル級の山脈で、日本百名山に数えられており、その最高峰は山脈西側にある西吾妻山である。

西吾妻山
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 今回は、福島県側のグランデコスキー場から、西大巓に登り、東へ続く尾根路をたどって西吾妻小屋、西吾妻山を訪れた。

 登山口までは、グランデコのゴンドラを利用する。

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 ゴンドラ終点から、明るく開けたゲレンデを横切る。

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 やがてトレイルは深くえぐられた登山道になり、木の根や石を頼りに登っていく。

 登山道の途中には、リンドウが咲いていた。

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 西大巓(標高1982メートル)の頂上は360度の眺望が楽しめる。

西大巓山頂
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 今登って来た道を振り返ると、眼下にグランデコスキー場を一望のもとに眺めることができる。

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 これから向かう西吾妻山

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 アザミの花から蜜を集めるハナバチ

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 後ろを振り返ると西大巓の勇姿を望むことができる。

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 西吾妻小屋がある場所は高原状の平坦地になっており、小さな池塘を見ることができる。
 すでに紅葉が始まっているようだ。

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 小屋から西吾妻山頂上へは15分程度で到着する。
 残念ながら、西吾妻山山頂は眺望が利かない。

西吾妻山山頂
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 ブルーベリーの仲間をつみながらの尾根歩きとなった。

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2010.09.12

大真名子山・小真名子山

 女峰山と男体山に挟まれ、古くから二子山と称されている、表日光連山の中央に位置する大真名子山(標高2375メートル)と小真名子山(標高2323メートル)を訪れた。

 登山口である志津峠から、針葉樹に囲まれた暗い登山道を進むと、まず山麓の大岩の上で憤怒の表情の八海山神銅像が出迎えてくれる。

八海山神銅像
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 八海山神銅像や石の大きな石碑を過ぎ、急登を続けると、八合目に荒々しい表情の三笠山神像がこちらを見下ろしている。

三笠山神像
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 やがて、女峰山の馬の背渡りと太郎山の新薙とともに「日光三険」の一つに数えられている千鳥返しの難所を、鉄はしごやクサリを使って越す。

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 後ろを振り返ると、男体山の勇姿が飛び込んでくる。

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 衣冠束帯姿の座王権現銅像が建つ山頂は、一気に視界がひらける。

大真名子山頂
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 大真名子山頂をあとに、鞍部の鷹ノ巣まで一気に下り、そこから再び登り返すと小真名子山頂上へ出る。
 小真名子山頂から少し進むと見晴の素晴らしい場所へ出る。

小真名子山から望む女峰山
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小真名子山頂から望む太郎山
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今来た大真名子山を振り返る
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 帰りは,富士見峠へ下り、林道を志津峠まで戻ることになる。
 荒れた林道の路傍に咲く巨大なアザミ

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