霧降高原にそびえる赤薙山
日光霧降高原に雄大な山容を誇る赤薙山(標高2010メートル)を訪れた。
なんでも、2010メートルという標高が、2010年とかさなり、今年はだいぶ人気が出たらしい。
霧降高原第3駐車場に車を停め、リフトを横に見ながら、深くえぐれた登山道を登っていく。
初夏にニッコウキスゲの群落が見られるキスゲ平に沿って登ると、標高1601メートルの小丸山へ出る。
小丸山から眺望が一気にひろがり、関東平野の先には筑波山を見ることができる。
右には端正な丸い山が見えるが、これが丸山で、その先に高原山(釈迦ヶ岳や鶏頂山)を望む。
赤薙山への頂上へ、一直線にトレイルがのび、好展望が期待できる。
赤薙山頂上への途中に、岩がゴロゴロした場所が焼石金剛で、小さな祠が祀られている。
やがてコメツガの樹林帯へ入り、急斜面に汗をしぼられると頂上へ着く。
標高の高い所では、すでに紅葉が始まっている。
赤薙山山頂は、樹林にかこまれて展望は利かない。
木の鳥居と石の祠が祀られている。
山頂からされに進むと、女峰山や男体山が望める斜面に出ることができる。