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January 2011

2011.01.10

冬の赤城山(黒檜山)へ

 冬の山に登りたくて、榛名山・妙義山と共に上毛三山と呼ばれている赤城山を訪れた。
 群馬県の中央にその裾のを広げる赤城山は、標高1828メートルの黒檜山が最高峰で、日本百名山にも選ばれている名峰である。

 深田久弥もその著の『日本百名山』で、「山には、きびしさをもって我々に対するものと、暖かく我々を包容してくれるものと、二種類ある。赤城山はその後者のよい代表である。赤城ほど人に親しまれてきた山も少ない。」と語っている。

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 登山口は、大沼東岸にある黒檜山登山口(場所はココ)で、駐車場は湖畔の道路沿いに数ヶ所あるので困ることはない。

登山口
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 黒檜山への登りは、登山口からいきなりの急登となる。葉の落ちた広葉樹の樹林帯の中をジグザグに登っていくと、視界が一気にひらけ、大沼ごしに地蔵岳の好展望が得られる。

稜線上からの眺望(猫岩付近)
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 雪庇のある稜線上を、頂上目指して登っていくと、駒ヶ岳への分岐へ出る。
 ここを左へ折れると黒檜山山頂だ。
 山頂は広く、展望を愉しみながらの休憩に適している。

黒檜山山頂
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 三等三角点の置かれた山頂からさらに北へ向かうと、山頂よりさらに大展望の小さな石の祠の祀られた場所に出るので、是非足を延ばすことをおすすめする。

皇海山・日光方面の眺望
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遠くに浅間山が見える
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頂上の稜線上の樹氷
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 今来た稜線を南へ返すと、赤い鳥居と石の祠、そして「御黒檜大神」の石碑の立つ南峰へ着く。ここからは主に南の駒ヶ岳や地蔵岳、小沼を眺めることができる。

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これから向かう駒ヶ岳(左)と地蔵岳(右)、小沼(中央奥)の眺望
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 駒ヶ岳へは、南峰から一気に下り、登り返す。
 下山は、駒ヶ岳山頂から少し先を右に折れ、鉄製の階段を下ることになる。
   

 それにしても、冬の山には、人を惹きつけてやまない魅力がある。

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2011.01.08

栃木百名山 岩山(いわやま)

 鹿沼市の市街に隣接していつ標高328メートルの山で、いくつもの岩峰が連なり、クライミングの絶好の練習場ともなっている。

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 登山口は、日吉神社前に数台の駐車スペースがあるので、そこに車を停めての山歩きとなるが、この神社への進入路がなかなかわかりずらい。

登山口となる日吉神社
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 笹藪を抜けると、最初の岩峰であるA峰が現れるが、岩にステップが刻まれているので、そのステップを一歩一歩登りつめていく。

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 C峰の頂上には、鉄製のベンチが据え付けられており、眼下に広がる町並みや、A峰・B峰などの景色を眺めることができる。

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 また、北西には二股山が見え隠れする。

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 尾根づたいのトレイルは、岩に刻まれたステップやはしごを利用ぢての岩場越えとなるが、最長のはしごは4メートルのものが架けられている。

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2011.01.03

初詣/日光へ

 2011年の山登りは、日光前衛の鶏鳴山(けいめいざん)からスタートしたが、今年は初詣よりも先に初山登りということになったようだ。

 さて、今年2011年も良い年でありますように願いをこめて、日光の外山の毘沙門天と二荒山中宮祠を訪れた。

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 日光外山の頂上からの女峰山の眺めは、いつもの通り抜群であり、山頂に鎮座する神々も今日ばかりは訪れる信者の賑わいになんだかうれしそうにも見える。

外山からの眺め
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 外山のお詣りをすませれば、いろは坂の上り、二荒山中宮祠へのお詣りとなる。
 例年宮司に新年の祈祷をしていただいている。

二荒山中宮祠
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 今年の奥日光は、まずまずの積雪があるようで、雪の降り積もった景色を見ていると気持ちがそわそわして落ち着かなくなる。

中禅寺湖とその奥にそびえる社山
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 昨年は、毎年訪れていた北海道や沖縄へも行くことができず・・・・・
 気がつくと、「栃木百名山」を巡ることで自分自身を慰めていた・・・・・

 さて、今年はいったいどれくらいの山に登ることができるのやら

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2011.01.02

栃木百名山 鶏鳴山(けいめいざん)

 日光開山の祖勝道上人が修行した山で、ここで悟りを開いたという意味から悟叡山(ごけいざん)とも、護衛山とも呼ばれている日光前衛の山で、山頂北側の祠のある尾根からは、日光連山の素晴らしい眺望が楽しめる。

山頂北側の尾根からの日光連山
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  ゴルフ場の高架橋の下を過ぎたところに数台車が駐車できるスペースがあるが(駐車場はココ)、ここに車を停めての林道歩きとなる。

駐車スペース

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 とても澄んだ西沢川沿いの林道を歩き出すと、間もなく落合橋をわたり、林道分岐を右に曲がる。

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 途中には、小さいながら立派な滝に出会うので、うっかり通り過ぎないよう注意が必要。

西沢川を流れ落ちる滝
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 さらに進むと林道分岐にでるが、沢沿いの右の道を進む。やがて、二宮橋、石畑橋、切石橋の三つの橋を渡ると、すぐに登山道への分岐へ出る。
 小さな登山口の案内板があるので、分岐を左へ進む。

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 左手奥に立派なログハウスが見える分岐を右にすすむと、やがて小さな道標があり、林道と別れ山道へ入る。

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 途中、急な岩場もあるが、登山口から1時間程で山頂の北の尾根に出る。

急峻な岩場
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 さらに尾根を南へ向かうと、岩の上に複数の石祠があらわれる。

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 この石祠のある場所が、鶏鳴山のビューポイントで、日光連山、古賀志山、筑波山などが眺望を愉しむことができる。

日光連山

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古賀志山
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 山頂はさらに南へ向かった所にあり、三等三角点と山名板があるが、眺望は利かないのが惜しまれる。

 

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