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April 2011

2011.04.30

尾瀬 至仏山へ

 残雪なお深い、尾瀬の至仏山(標高2228メートル)を訪れた。

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 この時期、至仏山の山頂を目指せるのは、4月下旬に鳩待峠への林道が開通してから、ほんのわずかの期間で、5月上旬から6月は、植生保護のため登山禁止となる。 

 そこで・・・・・鳩待峠に前夜泊し、早朝、5時30分、出発。
 雪はかたくしまり歩きやすいが、滑りやすくアイゼンが必要。
 雪の上についたトレースをたどり、一路至仏山頂を目指す。

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 途中、ボーダーたちが好んで滑る天然のハーフパイプ横に、なんとテントが・・・・・。

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 オヤマ沢田代を過ぎ

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 小至仏をトラバースし

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 およそ2時間30分で至仏山の山頂へ到着

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 尾瀬ヶ原に燧ヶ岳、会津駒も

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 平ヶ岳方向

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 上州武尊

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 頂上での眺望をじっくり愉しみ、下山にかかるが、次から次へと登ってくる。

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 前夜泊の早立ちで本当によかった。静かな至仏山を愉しむことができた。 

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2011.04.24

八溝山 名水湧く茨城県の最高峰

 午前6時30分頃、福島県の三春滝桜をあとにし、茨城県の最高峰である八溝山(標高1022メートル)へ着いたのが9時を過ぎた頃。

 蛇穴(じゃけち)の鳥居から八溝山頂へ舗装された林道を走る。
 途中の、日輪寺入口と旧参道入口の間にある駐車スペースへ車を停め、旧参道入口から登山を開始する。

旧参道のトレイル
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 この旧参道コースは、「日本名水百選」に選ばれている八溝五水の湧水を巡るコースでもあり、下から<金性水><鉄水><龍毛水><白毛水><銀性水>という名がつけられている。

八溝五水で最も美味といわれる<金性水>
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 トレイルにはブナの大木が多く、その樹下にはカタクリやスミレの花が咲いていた。

カタクリ
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エンザイスミレ
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 駐車スペースからおよそ1時間で山頂へ到着。
 山頂に鎮座する八溝嶺神社を参拝した後、やたらと目立つ天守閣を模した展望台へ向かう。

八溝嶺神社
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 展望台からは360度の大パノラマが愉しめる。

展望台
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 下山路は、日輪寺を経由するが、日輪寺境内を過ぎ、ワサビ田のある沢を横切り、山腹を登り返すと駐車場へと戻ってくる。

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三春滝桜

 念願だった日本三大桜の一つ、福島県の三春滝桜を訪れた。

満開の三春滝桜
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 自宅を午前3時30分に出発し、磐越自動車道船引美春で高速自動車道を降り、あこがれの三春滝桜へ到着したのが5時30分頃。すでに舗装整備された駐車場は満車で、下側の舗装されていない駐車場へと車をまわす。

 標識にしたがい、よく整備された歩道を歩いていくと、目の前に滝桜が・・・・・。
 すでに多くの人で賑わっていた(震災の影響で例年に比するとだいぶ少ないらしい)。

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 滝桜に朝日が差すと、周囲からどよめきがおこった。

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 三春滝桜の由来は・・・・・
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2011.04.17

筑波山 再び

 昨日に続き二日連続で筑波山を訪れた。

 今日はユースホステル跡地(場所はココ)から山頂を目指す。
 昨日の登山口の筑波高原キャンプ場及び今日のYH跡地一帯の裏筑波は、訪れる人も少なく静かな山歩きを愉しむことができる場所である。

 YH跡地から、カタクリやスミレが咲くトレイルをおよそ30分程登ると男体山と女体山の鞍部にあたる御幸ヶ原へ到着する。

御幸ヶ原から双耳峰の一つ男体山を仰ぐ
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 まずは御幸ヶ原から主峰の女体山を目指すが、女体山山頂直下は巨大なブナの木々に覆われ、カタクリの園地も整備されている。

ブナの林
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 女体山山頂で筑波山神社本殿を参拝後、その先にある岩頭から関東平野を一望する。

筑波山山頂(女体山山頂)
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山頂から双耳峰の男体山を見下ろす(鞍部が御幸ヶ原)
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 男体山に登ったら、御幸ヶ原まで戻り、今度は男体山山頂を目指す。
 男体山山頂にも祠が祀られ、こちらからも関東平野が一望できる。

男体山山頂から女体山方向を望む

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男体山山頂の祠
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 男体山山頂にも、キクザキイチゲとカタクリがその可憐な花を咲かせていた。

キクザキイチゲ
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山頂のカタクリ
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2011.04.16

カタクリの花咲く筑波山へ

 カタクリの花が見頃を迎える筑波山を訪れた。

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 地震で落石や亀裂の入った道路を抜け、裏筑波のキャンプ場から、カタクリの花咲くトレイルを、一気に女体山山頂目指して登るルートを選択。このルートは平素でも静かな山歩きが愉しめるルートであるが、今日は全く誰ともすれ違わない。(後で分かったことだが通行禁止だったようだ)

震災で落石のあった林道20110416005

 出発地点の筑波高原キャンプ場は、一面のカタクリの花畑となっており、なかには少ないながらキクザキイチゲやニリンソウ、エンレイソウも咲いていた。

アズマイチゲ

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ニリンソウ
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エンレイソウ
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 頂上までのトレイルでは、山の下の方では見頃を迎えたカタクリも、頂上付近ではまだ蕾も目立ち、見頃はこれからか。

 登り始めは青空が見えていたものの、途中からガスに包まれ、山頂付近では全く何も見えず、1時間程で双耳峰の一つ、主峰となる女体山(標高877メートル)頂上直下へ出る。
 あいにく頂上からの展望は望めない。

 女体山頂上に鎮座する筑波山神社本殿へお詣りしてすぐ下山した。

 また明日、今度はユースホステル跡地から登るため、登山口の下見に筑波高原キャンプ場からユースホステル跡地への林道を走る。
 キャンプ場からYH跡地までは歩いても20分程の距離だが、途中に女ノ川(めのかわ)なる細流が流れており、なんとサンショウウオや沢ガニが出迎えてくれた。

サンショウウオ
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沢ガニ
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 この渓流には、これら以外に多数の水生昆虫が棲息しており、豊かな環境が保たれていいることがうかがえた。

 ところで、ユースホステル跡地への道路は、震災のため立ち入り禁止となっていたが、自己責任で進んでいくと、道路に地割れが見られるなど、震災の爪痕がしっかりと刻まれていた。

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2011.04.10

カタクリの花を求めて・・・大柿へ

 先週の三毳山に引き続き、大柿かたくりの里を訪れた。

 まさにカタクリの花は見頃を迎え、山の斜面一面が紫色に染め上げられていた。

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 紫色のカタクリが一面に群生するなか、たった一株、白花のカタクリの花に出会うことができた。

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 白花カタクリに出会うのは稀で、実に2年ごしの出会いである。

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2011.04.09

シュンラン咲く太平山

 桜の咲き出した太平山で、足下に注意を向け、落ち葉の中をのぞいてみると、あちこちで春蘭(しゅんらん)の花が顔を出していた。

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 春蘭の他には、春の訪れを待ちわびたスミレが一斉にその花を咲かせている。

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 いよいよ今週は、あちこちで桜が見頃を迎えるか・・・。

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2011.04.03

カタクリの花を求めて・・・三毳山(みかも山)へ

 例年3月下旬に見頃を迎えるカタクリの花を愛でるために,みかも山と大柿を訪れた。

 4月3日、三毳山のカタクリ
 あいにくの曇り空に、カタクリの蕾も下を向いたままで、開いているものがすくなかった。

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 それでも、見つけたカタクリの花
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 開いている花が少ないぶん、綺麗に咲いているカタクリの花にはカメラマンが集中・・・
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 寝そべってカタクリを撮影するカメラマンを横目に、三毳山の頂上までの山歩き。

 3月11日驚天動地の震災以来の山歩きを愉しむことができた。 

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