May 2011
2011.05.22
2011.05.21
仏頂山(ぶっちょうざん)
栃木と茨城の県境、スダジイやシロカシなどの暖地性の樹木の自然林が残る仏頂山(標高520メートル)を訪れた。
山頂へは、笠間氏の菩提寺である楞厳寺(りょうごんじ)の山門(重要文化財)を過ぎ、寺へ続く石段手前を左へ進む。駐車場は楞厳寺の駐車場が石段手前にあるので、そこを借用することになる。
沢沿いに進むと、シイやカシの巨木が繁る自然林となり、国の天然記念物のヒメハルゼミの数少ない発生地になっているらしい。
途中、トレイル沿いでは、ギンランやキンランの花が見られた。
山頂直下は急勾配の階段になっているが、ここを越えればベンチと案内板のある山頂へ到着する。残念ながら、クヌギやコナラに遮られ眺望は期待できない。
楞厳寺から1時間程度で山頂へ到着する。
山頂では、マムシも休憩していた・・・・・。
2011.05.14
2011.05.08
雨巻山(あままきやま)
栃木県と茨城県の県境、陶芸の街として有名な益子にたたずむ雨巻山(標高533メートル)を訪れた。
低山ながら、トレイルは整備され、三登谷山や御嶽山・足尾山などの前衛の山々を周遊できるコースは、明るく開放的で、季節の花々が出迎えてくれ、トレーニングには最適である。
コースマップ
登山口は大川戸。大川戸の駐車場に車をとめ、舗装された道を南へ5分程進むと、右へ三登谷山への山道を道標に従って入って行く。
三登谷山へ向かっての山道は、主稜線に出るまで急登が続くものの、稜線上は新緑が眩しく、レンゲツツジやヤマツツジが咲き、眺望はないものの気持ちのよい尾根歩きを楽しめる。
稜線上のトレイル
三登谷山の山頂にはベンチも置かれ,木々の切れ間から芳賀富士が眺められた。
三登谷山を過ぎ、されに尾根を進むと、主峰の雨巻山へ到着する。
山頂は広く、休憩するには最適の場所で、眺望を楽しみたいのなら、さらに南に進むと展望やぐらがあり、筑波山方面を見渡すことができる。
雨巻山山頂から、今度は東側の主稜線を、御嶽山・足尾山を経由して駐車場へ戻ることになるが、途中「猪転げの坂」なる急な九十九折りの坂道と、御嶽山から足尾山への降り口が鎖場となっており、共にこのコースの難所になっている。
また、足尾山から駐車場へ戻る道は、沢沿いのコースとなっており、非常に滑りやすく神経を使う。
駐車場の手前には、「茶屋アママキ」というお店があり、石窯で焼いたピザやパン、冷たいドリンクが疲れた身体にちょうどよい。
この茶屋でのランチもこのコースの楽しみの一つである。
2011.05.07
鶏足山(けいそくさん)
茨城県と栃木県の県境にあり、二等三角点のある南側ピークと、鶏足山の標識のある北側ピークと、2箇所のピークを持つ山で、栃木百名山の一つに数えられている。
登山口は、栃木県茂木町の下小貫からで、登山口前に車が数台ほど駐車できるスペースがある。
頂上への登山道は、尾根にとりつくまでは急登となるが、尾根上に出ると平坦なトレイルとなる。
まず到着する南側ピークだが、樹木に囲まれ展望は利かない。
さらに道標にしたがい見晴台方向へ向かうと、鶏足山の山頂へ到着する。
この北側ピークは、360度の大展望で、ちょうどこの季節トウゴクミツバツツジの紫の花を楽しむことができる。
帰路は、来た道をもどり、尾根上を西方へ進み、焼森山(標高420メートル)に立ち寄るとよい。山頂からは、いま訪れた鶏足山を仰ぐことができる。