雨巻山(あままきやま)
栃木県と茨城県の県境、陶芸の街として有名な益子にたたずむ雨巻山(標高533メートル)を訪れた。
低山ながら、トレイルは整備され、三登谷山や御嶽山・足尾山などの前衛の山々を周遊できるコースは、明るく開放的で、季節の花々が出迎えてくれ、トレーニングには最適である。
コースマップ
登山口は大川戸。大川戸の駐車場に車をとめ、舗装された道を南へ5分程進むと、右へ三登谷山への山道を道標に従って入って行く。
三登谷山へ向かっての山道は、主稜線に出るまで急登が続くものの、稜線上は新緑が眩しく、レンゲツツジやヤマツツジが咲き、眺望はないものの気持ちのよい尾根歩きを楽しめる。
稜線上のトレイル
三登谷山の山頂にはベンチも置かれ,木々の切れ間から芳賀富士が眺められた。
三登谷山を過ぎ、されに尾根を進むと、主峰の雨巻山へ到着する。
山頂は広く、休憩するには最適の場所で、眺望を楽しみたいのなら、さらに南に進むと展望やぐらがあり、筑波山方面を見渡すことができる。
雨巻山山頂から、今度は東側の主稜線を、御嶽山・足尾山を経由して駐車場へ戻ることになるが、途中「猪転げの坂」なる急な九十九折りの坂道と、御嶽山から足尾山への降り口が鎖場となっており、共にこのコースの難所になっている。
また、足尾山から駐車場へ戻る道は、沢沿いのコースとなっており、非常に滑りやすく神経を使う。
駐車場の手前には、「茶屋アママキ」というお店があり、石窯で焼いたピザやパン、冷たいドリンクが疲れた身体にちょうどよい。
この茶屋でのランチもこのコースの楽しみの一つである。
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