花瓶山(はなかめやま)
栃木県大田原市(旧黒羽町)と茨城県大子町の県境に位置する標高692メートルの花瓶山(はなかめやま)を訪れた。栃木百名山72座目の山である。
登山口は、須賀川上集落から如来沢林道を奥へ進む。林道入口はココ
如来沢ダムを過ぎると林道分岐となる「うとぼ沢出合い」となり、ここにも車を停めることができる。このうつぼ沢出合いを右に登ると向山へ・左の如来沢沿いの林道を進むと花瓶山の登山口へ向かう。うつぼ沢出合いはココ
如来沢に沿って、如来沢林道を進むと、やがて「花瓶山」の標識が現れるので、その標識に従い、細流となった如来沢を渡ると登山口となる「土場」に着く。
登山口の土場はココ
土場に車を停め、花瓶沢沿いの登山道を東へ向かい、植林されたスギ・ヒノキの林の中を稜線めがけて登りつめる。
稜線に出て、右に折れ、ひと登りすると、あっけない程に花瓶山の山頂へ出る。
山頂は残念ながら見通しは利かない。
来た道をもどり、稜線伝いに北へ向かうと、「太郎ブナ」「次郎ブナ」と呼ばれるブナの古木に出会うことができる。途中の稜線では、右側(茨城県側)に自然林が残されており、落葉樹が黄や赤に輝いていた。また、落葉した木々の間から、八溝山を見ることができた。
下山すると、雉の出迎えをうけた。