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2011.11.05

奥久慈 男体山

 奥久慈、大子町の東南に位置する岩山で、西斜面と南斜面が切りたった断崖絶壁になっている男体山(標高654メートル)を訪れた。

男体山(なんたいさん)
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 常磐道那珂ICから国道118号を北上し、JR水郡線西金駅前を右に折れ(男体山登山口の標識あり)、対向車とのすれ違いが難しい細い山道をゆっくりと登り、登山口のある大円地を目指す。
 大円地には車が10台程度駐車可能なトイレ付きの駐車場がある。

大円地の登山口駐車場
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 駐車場に車を停め、山間の秘境の雰囲気漂う大円地集落を抜ける。
 大円地の集落には築100年の古民家を改装したそば処「大円地山荘」がある。10時30分からの開店で、男体山登山の帰りに立ち寄ることができる。

大円地の集落
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 大円地の集落を抜けると、コースが「一般コース」と「健脚コース」に分かれる。
 男体山登山の醍醐味はやはり「健脚コース」だろう。岩の露出した足場の悪い急斜面を、木の根や岩の角、クサリを手がかり足がかりとして登って行くことになり、多少危険ではあるが、達成感が得られる。

 健脚コースは、最初、見通しの利かない植林された杉林の中をジグザグに急登していくが、「展望台」と呼ばれる岩頭へ出ると視界が一気に広がる。

「展望台」から南側の眺望(雲海がひろがっていた)
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「展望台」からの男体山山頂20111105006

 「展望台」から、クサリや岩角・木の根を頼りの急登が続く。

「健脚コース」のクサリ場(全体的にこんな感じの急斜面を登って行く)
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 大円地の登山口からおよそ1時間30分で男体山山頂へ到着。
 山頂には一等三角点も設置されている。

男体山山頂の祠
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 帰りは「一般コース」を使っての下山となる。「健脚コース」を下山するのは滑落の危険性が大きいのでやめるべき。
 色付き始めた木々の中を、大円地越(峠)を経て、大円地の集落へ戻る。およそ1時間程度である。

なだらかな「一般コース」
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 大円地集落にあるそば処「大円地山荘」
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