火戸尻山(ほとじりやま)
日光市の南東、小来川地区の火戸尻山(標高852メートル)を訪れた。
登山口は、西小来川高畑地区から。
小来川・清滝線で高畑地区に入ると、道路の両側に「そば処山家(やまが)」と「瀧茶屋」が建っているが、その「そば処山家」の横の林道を20分ほど歩くと登山口入口へ出る。
「そば処山家」の場所はココ
山家前の林道入口に駐車場があるので、そこに駐車し、林道を20分程歩くと、「展望歩道」の案内がある登山口入口に出る。4駆ならばここまでくることも可能で、登山口入口はちょっとした広場になっており、車数台の駐車可能である。
登山口入口の場所はココ
「火戸尻山登山口」や「火戸尻山山頂」の類の案内板はないので、 「展望歩道」の標識に従って入山する。
歩きだすと、すぐにシカよけネットにぶつかるが、下手(左手)からぐるっと回り込めば抜けられる。決して上手(右手)には登らないこと。
シカよけネットを過ぎると、しだいに踏み跡がしっかりした登山道となるので、迷うことはない。ただし、繰り返すが、火戸尻山山頂を示す案内板はないので注意が必要。
すぐに、2つ目のシカよけネットが出現するが、これは開閉式なのでなんなく通過することができる。
2つ目のシカよけネットを過ぎると、広葉樹の林の中をジグザグに登って行く。紅葉も盛りを過ぎていたが、陽光がさすと林全体が赤や黄に輝き出す。
広葉樹の林を抜け、植林されたスギ林の尾根を進む。
途中に「ねこ岩」と呼ばれる大きな岩と、二つの小さな祠のある場所を通る。
ねこ岩をすぎ、さらにスギの尾根を進むと山神の石塔が建っている。
途中何度もアップダウンを繰り返しながらさらに尾根を進むが、右尾根から登山道が合流するピークに出る。ここは東小来川新谷地区からの登山道との合流地点で、山頂へは左に折れる。下山時に間違って新谷地区へ降りないように注意が必要だ。
やがてスギ林に囲まれ展望の利かない山頂に到着する。
山頂にはうるさい程山名板が設置されている。
山頂をさらに進むと、落葉した木々の間から、日光連山が眺められた。
下山は1時間程だが、山を下りてから食べた「そば処山家(やまが)」の蕎麦はたいへんおいしかった。
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