氷結した袋田の滝と月居山
日本三名瀑の一つ袋田の滝を擁する、標高404メートルの月居山(つきおれさん)を訪れた。折りしも、袋田の滝は凍てつき氷瀑となっており、冬の厳しい寒さがもたらしたダイナミックな氷の芸術は、まるで水墨画の世界のように枯淡の美を極めている。
車を大子町営駐車場(無料)に停め、まずは氷瀑となった袋田の滝を見学する。
有料トンネルを抜け、袋田の滝の展望を楽しみ、吊り橋を渡って滝川の対岸へ向かう。
トンネルを抜けると観瀑台があり、間近で袋田の滝の景観を楽しむことができる。
さらに、滝全体が見られるようにエレベーターで上がっていく新観瀑台もある。
吊り橋を渡り終えると、すぐ左手に鉄製の階段が山上目指して延々とのびている。
月居山は前山と後山からなる双耳峰で、袋田の滝からはまず前山のピークを越え、月居観音堂のある鞍部に出て、さらに後山(月居山)へ登り返さねばならない。
途中に、袋田の滝とよく似た生瀬の滝を見ることができる。
前山のピークからは、眼下に袋田の集落を、対面には鋭い山容の生瀬富士を眺めることができる。
■生瀬富士(標高400メートル)
前山と後山の鞍部一帯は、光明寺の跡地として整備されており、月居観音堂が展望台も兼ねている。
光明寺跡地の鞍部から登り返す後山のピークは、月居山の山頂であり、かつては月居城のあった所である。
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