黒斑山(くろふやま)
黒斑山(くろふやま)は、浅間山の西側に立ち並ぶ標高2404メートルの山で、浅間の外輪山の一つであり、山頂付近から望む浅間山の眺望はきわだって美しい。
上信越自動車道小諸ICからチェリーパークラインを経て、車坂峠にある高峰高原ホテルに隣接する高峰高原ビジターセンター駐車場に車を駐め、道路を挟んで高峰高原ホテルの反対側にある登山口から出発する。
眺望抜群の「表コース」と、樹林帯を行く「中コース」があるが,当然眺望の良い表コースを進む。
まずはカラマツやシラビソの樹林帯が続く車坂山を登っていく。
車坂山を越え、いったん下ったトレースが、再び登りになると、後方にはアサマ2000パークスキー場を懐に抱えるようにして、高峯山や水ノ塔山、東籠ノ登山などの眺望が広がる。
さらに登り続けると、避難シェルター手前で、眼前に浅間山が突然現れる。
避難シェルターを過ぎ登り切ると、「赤ゾレの頭」と呼ばれる稜線上の好展望ポイントへ到着する。
赤ゾレの頭からの眺望を楽しんだら、「トーミの頭」目指して稜線上を急登する。
トーミの頭からは、浅間山だけでなく、これから向かう黒斑山やそれに続く外輪山の蛇骨岳や仙人岳、振り返れば先ほど小休止した赤ゾレの頭など、大展望が広がる絶景のポイントである。
■トーミの頭から振り返れば、赤ゾレの頭を眼下に見ることができる。
トーミの頭から、緩やかな登りを、黒斑山の頂目指して登って行く。
この時期の黒斑山の山頂からの浅間山の眺望は格別で、はっきりと浅間山の特徴的なスジが見てとれる。
この日は風も弱く、山頂からの絶景を十分に楽しむことができた。
高峰高原の登山口から山頂まで、およそ2時間30分の登りであった。
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