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2012.11.04

奥久慈 男体山へ

 茨城県大子町の東南、奥久慈の中心にそびえる男体山(日光男体山と区別するため奥久慈男体山と呼ばれる)を訪れた。

 男体山は、その南面と西面が断崖絶壁になっており、654メートルの標高からは想像できない険しい岩山で、頂上は360度の大展望を誇り、一等三角点と男体山神社奥社及びテレビ中継塔が立っている。

大円地集落から見る男体山
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 登山口となる大円地駐車場(トイレ完備・10台程度)から、大円地集落を抜けると、登山道は一般コースと健脚コースに分岐するが、ここでは健脚コースを進む。

大円地集落
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一般コース・健脚コース分岐(左の健脚コースを行く)
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 健脚コースは、植林されたスギ林を抜けると、岩が露出した足場の悪い急斜面の連続となる。木の根や岩、クサリを手がかりに登って行くと、「展望台」と呼ばれる見晴しのよい岩頭へ出る。

展望台からの眺望(遠くに筑波山が見える)
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展望台から山頂を仰ぐ
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 展望台から頂上直下までもクサリ場の連続で、クサリを頼りにむき出しの岩肌をよじ登ることになる。

クサリ場の連続する斜面
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 山頂直下から西を見れば、眼下には長福山(別名女体山)、そして遠くに日光連山を見ることができる。

西側の眺望
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 登山口からおよそ1時間30分(休憩こみ)で、男体山山頂へ出る。

男体山山頂(男体山神社奥社)
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一等三角点
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 山頂での眺望を楽しんだら、大円地越と呼ばれる峠を目指す。
 山頂からの尾根上は、南側が断崖絶壁になっており、やせた尾根道を踏み誤ることがないように注意したい。

滑落注意
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 ヤセ尾根を過ぎると、赤や黄色に色づき始めた広葉樹の林となる。
 紅葉の見頃は11月中旬以降か。

色づき始めた木々
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 山頂から登山口のある大円地までは、およそ1時間20分で戻ることができた。
 大円地から登山道で陽当たりの良い場所には、まだ所々に秋の花が咲き残っていた。

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