奥久慈岩稜 大円地越から鷹取岩へ
5回連続となる秋の奥久慈通い、今回は男体山の南に連なる連櫛ヶ峰、入道岩、そして鷹取岩などのきわめて峻険な岩峰群、通称「奥久慈岩稜」を訪れた。
朝、8:10に大円地の駐車場に車を駐め、大円地の集落から一般コースでまずは大円地越を目指す。
奥久慈の紅葉は終盤を迎えており、ほとんど落葉しているものの、足下を見れば、その赤色や黄色の落ち葉が一面に敷かれたトレールが実に素晴らしい。
途中にある観音像に手を合わせ、道中の安全を祈願する。
しばらく歩くと、登山道は雪に覆われだし、ちょうど山の中腹で初冬と晩秋が挨拶を交わしているようだ。
登山口からちょうど1時間、9:10に峠の大円地越に到着。ここで右に折れ鷹取岩方面を目指す(男体山は左へ折れる)。
雪の積もった滑りやすい道を、慎重にアップダウンを繰り返しながら、9:40に櫛ヶ峰に到着。この櫛ヶ峰は好展望地で、遠くには日光連山や塩原、那須の山々を見ることができた。
10:00、小草越を過ぎると、進行方向右側が切り落ちた岩稜の上を歩いて行くことになるが、トレールを外れなければ特に危険な箇所はない。
また、所々(絶妙なタイミング)に好展望地があり飽きることがない。
覗き岩と呼ばれる岩峰からは、長福山をしたがえ、すそ野に古分屋敷の集落が広がる男体山の姿を見ることができる。
覗き岩から、四等三角点を過ぎ、10:40に古分屋敷への下山路が分岐するフジイ越を通過、入道岩からの好展望を楽しみ、10:50に鷹取岩へ到着した。
鷹取岩
鷹取岩の先端は、今でも崩落を繰り返しているようなので近づけないが、それでも迫力ある入道岩や、その後ろに頭を出している男体山などの眺望を楽しむことができた。
さて復路は、鷹取岩からフジイ越までもどり、そこから古分屋敷目指して下山する。
ただ、この古分屋敷からフジイ越までのコースは、クサリ場が多く、下りよりも登りに使ったほうがよさそうである。下りは結構危険な思いをした。
大円地登山口 8:10 → 大円地越 9:10 →小草越 10:00 →鷹取岩 10:50 →大円地登山口 12:00頃 でした。
「トレッキング・登山」カテゴリの記事
- 小町山~鬼越山~宝篋山の周回コースへ(2023.03.12)
- 早春の黒斑山(2023.03.05)
- 筑波連山縦走 加波山~足尾山~きのこ山~筑波山(女体山)(2023.01.29)
- 筑波連山縦走(御嶽山~雨引山~燕山~加波山のピストン)(2023.01.22)
- 吾国山から加賀田山・館岸山(宍戸アルプス)縦走へ(2023.01.02)
「茨城の山」カテゴリの記事
- 小町山~鬼越山~宝篋山の周回コースへ(2023.03.12)
- 筑波連山縦走 加波山~足尾山~きのこ山~筑波山(女体山)(2023.01.29)
- 筑波連山縦走(御嶽山~雨引山~燕山~加波山のピストン)(2023.01.22)
- 吾国山から加賀田山・館岸山(宍戸アルプス)縦走へ(2023.01.02)
- 愛宕山から難台山へ 2022年登納め(2022.12.31)