冬の北八ヶ岳 縞枯山から茶臼山へ
雪と氷により真っ白に染め上げられた厳冬の北八ヶ岳。
今日は、北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅前に広がる坪庭を横切り、雨池峠から縞枯山(標高2403メートル)、茶臼山(標高2384メートル)を訪れた。
茶臼山の山頂から北八ヶ岳の峰々(縞枯山・北横岳・蓼科山…)をのぞむ
北八ヶ岳ロープウェイ駅(山麓駅)に車を停め、9:00のロープウェイ始発に乗り込んで約7分、標高2237メートルの山頂駅へ。
駅を出ると、「坪庭」と呼ばれている白銀の山岳風景が一面に広がり、紺碧の大空と、樹氷や霧氷が幻想的な世界を造り出してしる。
坪庭を抜け、針葉樹の間に続くトレイルを雨池峠へ向かう。
およそ20分程で、縞枯山荘へ。
縞枯山荘からは、北横岳を背に、右に縞枯山、左に雨池山を仰ぎながら、平坦な雪原を歩く。
雨池峠で、縞枯山山頂を目指し右に折れる。ここから山頂までは、針葉樹の間を30分程急登する。
縞枯山の山頂付近は、その名の通り、縞枯れした木々が林立し、美しい景観が広がっている。
山頂から南へ20分程の所に好展望地があり、南八ヶ岳が一望できる。
好展望を楽しんだら、次の目的地、茶臼山を目指す。茶臼山へは一端下って登り返すことになる。
茶臼山の山頂付近も好展望地になっており、360度の大展望を楽しむことができる。
茶臼山山頂からの北八ヶ岳
茶臼山からは一端分岐まで戻り、そこから五辻を経由して山頂駅へ戻る。
帰りのロープウェイからは、北に蓼科山、南に南八ヶ岳の峰々を望むことができた。