« 尾瀬 至仏山 | Main | 奥久慈 生瀬富士へ »

2013.05.05

残雪輝く会津駒ヶ岳

 今年もまた会津駒ヶ岳の季節到~来で~す。

20130505010

 檜枝岐村営テニスコート前駐車場(駒ヶ岳登山駐車場)に前夜泊し、早朝4時30分頃に会津駒ヶ岳へ向けて出発。
 国道352号を数百メートル歩き、滝沢登山口へ向かう林道をおよそ2キロ程(近道あり)登ると、木製の大きな階段が現れる。

滝沢登山口
20130505004

 滝沢登山口からは、営林署の看板の所までは全く雪がなく、しっかりとした夏道を登ることができるが、ヘリポート跡直下からしっかりと雪がついており、特に早朝はアイゼンが必要となる。

ヘリポート直下はこんな感じ・・・
20130505005

 ヘリポート跡からは、ブナの林のなかを直登していく。

とてもキレイなブナの林
20130505006

 途中から(水場付近から)アオモリトドマツを中心とした針葉樹が目立つようになる。

ブナ林から針葉樹林へ
20130505008

 針葉樹林体を抜け、森林限界を超えると、左手に燧ヶ岳と至仏山を、右手に会津駒ヶ岳を望むことが出来る。

駒の小屋の建つピーク(正面のピーク)と会津駒ヶ岳(左のピーク)
20130505011

 雪原に設置された目印のポールとトレースを頼りに、ひたすら山小屋「駒の小屋」を目指す。

 駒の小屋は営業しており、小屋の裏手からの燧ヶ岳や至仏山の眺望が素晴らしい。

駒の小屋
20130505013

駒の小屋から大津岐峠を経て燧ヶ岳への稜線
20130505012_2

駒の小屋から仰ぐ会津駒ヶ岳
20130505014

 会津駒ヶ岳の山頂が広々としているのは、この時期だけ。

山頂
20130505015

 山頂からの眺めは360度の大展望で、平ヶ岳や越後三山、日光白根山などいろいろな山を眺めることができる。

三岩岳・窓明山方面の眺望
20130505016

 眺望を楽しんだら、後はスイスイとお尻で滑り降りるのみ!

シリセード
20130505017

 登りに4時間かかったのに、下りはあっという間の1時間30分程。

 雪の消えた登山道には、マンサクの花やイワナシの花が咲いていた。

マンサク
20130505021

イワナシ
20130505022

 また、清水の湧いている湿地にはミズバショウも咲いていた。

尾瀬のシンボル・ミズバショウ
20130505024

|

« 尾瀬 至仏山 | Main | 奥久慈 生瀬富士へ »

トレッキング・登山」カテゴリの記事

尾瀬とその周辺」カテゴリの記事

日本百名山」カテゴリの記事