奥日光の紅葉
数年ぶりに紅葉の奥日光を訪れた。
これまで通り、赤沼駐車場に車を駐め、早朝運行5時30分千手ヶ浜行きのハイブリットバスにゆられ、ちょうど中禅寺湖の対岸から朝日が昇るタイミングに千手ヶ浜へ到着。
ときおり小雨降るあいにくの天気だったが、千手ヶ浜から西ノ湖を経て、小田代ヶ原、戦場ヶ原を抜け赤沼へ至るおよそ10キロの行程を、紅葉・黄葉を楽しみながら歩くことができた。
千手ヶ浜から見る東の空に雲はなかったが、頭上には西の山々を越えて怪しげな雲が飛来し、ときおり雨を降らしていくが、それでも朝日の陽光を遮ることはなかった。
千手ヶ浜をあとにして、千手の森を抜け、西ノ湖へ向かう。
千手ヶ浜とは対照的に,森に入ると、灰色の雲が空一面を覆い、森の木々に陽光が届かないため、紅葉した木々が光り輝くことができず、あたり一面寂しげな雰囲気となっている。
千手の森の山神様にお詣りを・・・
■山神さま(いつの時代から千手の森に鎮座されているのか)
相次ぐ台風の通過や、温暖化の影響で、今年の紅葉はどうもよくないらしい・・・。
■西ノ湖付近のカラマツの黄葉(針葉がだいぶ落ちてしまっている)
西ノ湖からいったん市道へ出るも、紅葉を求めて西側の山の中の道を歩くことにした。
小田代ヶ原のカラマツの金屏風を期待していたが、太陽の光が差すことなく、光り輝くみごとなカラマツの黄葉を見ることができなかった。
小田代ヶ原を抜け、戦場ヶ原へ出ると、あたりは明るい雰囲気に・・・。
後ろを振り向くと、温泉ヶ岳・念仏平方面が白くなっていた。霧氷かそれとも雪か・・・
すぐそこまで冬が来ていることを実感した。