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October 2013

2013.10.27

奥日光の紅葉

 数年ぶりに紅葉の奥日光を訪れた。
 これまで通り、赤沼駐車場に車を駐め、早朝運行5時30分千手ヶ浜行きのハイブリットバスにゆられ、ちょうど中禅寺湖の対岸から朝日が昇るタイミングに千手ヶ浜へ到着。
 ときおり小雨降るあいにくの天気だったが、千手ヶ浜から西ノ湖を経て、小田代ヶ原、戦場ヶ原を抜け赤沼へ至るおよそ10キロの行程を、紅葉・黄葉を楽しみながら歩くことができた。

■千手ヶ浜から見るご来光
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 千手ヶ浜から見る東の空に雲はなかったが、頭上には西の山々を越えて怪しげな雲が飛来し、ときおり雨を降らしていくが、それでも朝日の陽光を遮ることはなかった。

■中禅寺湖班の紅葉
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■千手ヶ浜から中禅寺湖南岸へ続く道
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 千手ヶ浜をあとにして、千手の森を抜け、西ノ湖へ向かう。
 千手ヶ浜とは対照的に,森に入ると、灰色の雲が空一面を覆い、森の木々に陽光が届かないため、紅葉した木々が光り輝くことができず、あたり一面寂しげな雰囲気となっている。

 千手の森の山神様にお詣りを・・・
■山神さま(いつの時代から千手の森に鎮座されているのか)
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 相次ぐ台風の通過や、温暖化の影響で、今年の紅葉はどうもよくないらしい・・・。

■西ノ湖付近のカラマツの黄葉(針葉がだいぶ落ちてしまっている)
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 西ノ湖からいったん市道へ出るも、紅葉を求めて西側の山の中の道を歩くことにした。

■市道1002号線の西、山側の斜面の紅葉
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 小田代ヶ原のカラマツの金屏風を期待していたが、太陽の光が差すことなく、光り輝くみごとなカラマツの黄葉を見ることができなかった。

■小田代ヶ原
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 小田代ヶ原を抜け、戦場ヶ原へ出ると、あたりは明るい雰囲気に・・・。

■戦場ヶ原
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 後ろを振り向くと、温泉ヶ岳・念仏平方面が白くなっていた。霧氷かそれとも雪か・・・
 すぐそこまで冬が来ていることを実感した。

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2013.10.13

浅間連峰 黒斑山

 「山と渓谷10月号」に、カラマツの黄葉と浅間山が紹介されていた。
 そこに紹介されていたオレンジ色に輝くカラマツの黄葉を求めて、浅間山の好展望地、外輪山の黒斑山を訪れた。

■カラマツの黄葉と浅間山(ちょっと早かったかなぁ~)
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 車坂峠の高峰高原ビジターセンター駐車場に前夜泊し、車坂峠から赤ゾレの頭、トーミの頭を経て黒斑山山頂に立ち、外輪山を更に北進し、蛇骨岳・仙人岳を経てJバンドから湯ノ平へ下り、草滑りをトーミの頭へ登り返して、中コースを通って下山する、およそ6時間のコース。

 車坂峠から「表コース」を通って、八ヶ岳や四阿山、北アルプスや富士山などの眺望を楽しみながら、ゆっくりと標高をかせぐ。
 避難小屋を過ぎると、「赤ゾレの頭」と呼ばれる展望地へ出る。ここで一気に東側の眺望がひらけ、浅間山が姿を現す。

■赤ゾレの頭からの浅間山
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 赤ゾレの頭から外輪山を更に登り、「トーミの頭」を過ぎ、黒斑山へと到着する。

■トーミの頭から振り返ると八ヶ岳連峰や富士山が見える
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■これから歩く外輪山(この稜線を端まで歩く)20131013007

 黒斑山は浅間山の好展望地だが、浅間山を囲む外輪山(浅間山第1外輪山)からは、どこからでもそのどっしりとした山容を望む事ができる。

■黒斑山から更に北へ進んだ外輪山上のトレイルから・・・
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 外輪山の北の端の「Jバンド」から、一気に湯ノ平目指して急降下する。

■Jバンド(名前の由来が謎・・・)
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■Jバンドからの急降下
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 湯ノ平一帯、は背の低い(1メートル~2メートル)カラマツ林となっている。

■湯ノ平
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■湯ノ平から、今歩いてきた外輪山を望む
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■湯ノ平から浅間山を望む
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 途中、浅間山(前掛山)への登山道を分け、湯ノ平口から「草すべり」と呼ばれる急斜面をトーミの頭目指して急登する。

■行く手に立ちはだかる草すべりの急斜面(急斜面というより崖・断崖)
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■草すべりから望む浅間山
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 トーミの頭からは、「中コース」を利用して、車坂峠へ下山する。
 往路の表コースとは違って、森林の中のコースなので眺望は利かないが、表コースよりも早く下山することができる。

■中コースの途中での一枚
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 カラマツの黄葉の盛りにはちょっと早かったものの、ブルーベリーの仲間を摘みながら、充分浅間連峰を楽しむことができました。

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