浅間連峰 黒斑山
「山と渓谷10月号」に、カラマツの黄葉と浅間山が紹介されていた。
そこに紹介されていたオレンジ色に輝くカラマツの黄葉を求めて、浅間山の好展望地、外輪山の黒斑山を訪れた。
■カラマツの黄葉と浅間山(ちょっと早かったかなぁ~)
車坂峠の高峰高原ビジターセンター駐車場に前夜泊し、車坂峠から赤ゾレの頭、トーミの頭を経て黒斑山山頂に立ち、外輪山を更に北進し、蛇骨岳・仙人岳を経てJバンドから湯ノ平へ下り、草滑りをトーミの頭へ登り返して、中コースを通って下山する、およそ6時間のコース。
車坂峠から「表コース」を通って、八ヶ岳や四阿山、北アルプスや富士山などの眺望を楽しみながら、ゆっくりと標高をかせぐ。
避難小屋を過ぎると、「赤ゾレの頭」と呼ばれる展望地へ出る。ここで一気に東側の眺望がひらけ、浅間山が姿を現す。
赤ゾレの頭から外輪山を更に登り、「トーミの頭」を過ぎ、黒斑山へと到着する。
■これから歩く外輪山(この稜線を端まで歩く)
黒斑山は浅間山の好展望地だが、浅間山を囲む外輪山(浅間山第1外輪山)からは、どこからでもそのどっしりとした山容を望む事ができる。
外輪山の北の端の「Jバンド」から、一気に湯ノ平目指して急降下する。
■Jバンド(名前の由来が謎・・・)
■Jバンドからの急降下
湯ノ平一帯、は背の低い(1メートル~2メートル)カラマツ林となっている。
途中、浅間山(前掛山)への登山道を分け、湯ノ平口から「草すべり」と呼ばれる急斜面をトーミの頭目指して急登する。
■行く手に立ちはだかる草すべりの急斜面(急斜面というより崖・断崖)
トーミの頭からは、「中コース」を利用して、車坂峠へ下山する。
往路の表コースとは違って、森林の中のコースなので眺望は利かないが、表コースよりも早く下山することができる。
カラマツの黄葉の盛りにはちょっと早かったものの、ブルーベリーの仲間を摘みながら、充分浅間連峰を楽しむことができました。
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