早春の花咲く鍋足山
茨城県常陸太田市里見地区にあり、標高528.9メートルの低山ながら、沢や滝、岩場や鎖場が連続し、季節折々の花が出迎えてくれる鍋足山(なべあしやま)を訪れた。
今日のお目当ては、早春に清楚で可憐な花を咲かせるキンポウゲ科の「スハマソウ」と、同じく早春を代表する「春蘭(シュンラン)」や「ダンコウバイ」などの春の花々。
笹原登山口からスタートし、標高551.7メートルの三角点峰から鍋足山本峰をつなぎ、笹原登山口へと、早春の花を愛でながら周回した。
まずは登山口に祀られている山神様に、登山の安全とスハマソウとの出会いを祈願する。
途中から登山道を離れて、尾根伝いに三角点峰を目指す。
日当たりの良い斜面では、シュンランやダンコウバイの花が、春の訪れを告げていた。
この鍋足山は、岩場や鎖場が多く、いつ訪れても飽きることがない、魅力ある山だ。
危険な斜面には必ずロープや鎖がはられており、丁寧な看板で注意を促してくれる場所もある。
鍋足山の頂上からは、北に雪を被った日光・塩原・那須の峰々の眺望が楽しめる。
ところでお目当てのスハマソウだが・・・まだ見頃にはちょっと早かったようで、花よりも蕾みの方が多かった。
山麓では、フキノトウや福寿草が目立っていた。
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