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2014.05.06

雪深い 春の会津駒ヶ岳へ

 今なお雪深い会津の名峰 会津駒ヶ岳(標高2133メートル)を訪れた。
 登り初めは小雨、その後ずっと曇天の中の登山となったが、さいわい雲が山々にかかっていなかったので、会津駒ヶ岳の山頂からの眺望を楽しむことができた。

会津駒ヶ岳山頂から眺める越後三山
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 国道352号沿いの登山口駐車場に車中泊し、早朝5時、小雨のパラつくなかスタート。
 旧ヘリポート直下からアイゼンを装着し、みごとなブナ林の中を頂上目指す。

会津駒のみごとなブナ林(もうしばらくするとブナの新緑が美しい)
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ブナの根元には立派なゆきどけの穴
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 気温が低く雪がしまっていてアイゼンの爪がしっかりときく。
 標高が上がるにつれ、真っ白な新雪が積もっている。山上は昨晩はまさかの雪だったようだ。
 

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 ブナ林を抜け、針葉樹林の疎林帯へ出ると、そこはまさに冬山のような厳しさで、顔にあたる風が寒さのために痛く感じられる。

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 会津駒ヶ岳へ続く白銀の世界・・・他の登山者はいないのだろうか。

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 駒の小屋の前の雪のテーブルも寒さに凍てつき、人が利用した気配がない。

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 会津駒ヶ岳山頂を目指す。

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山頂・・・昨年と比べると雪どけが早くすすんでいるようだ。
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 空一面の雲の下、360度の大展望を楽しむことができた。

中門岳方面
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越後三山や平ヶ岳
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駒の小屋と尾瀬の山々
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 山頂での眺望を楽しんだ後は、一気にシリセードで下山するのみ。
 会津駒の下りはシリセードに向いている。

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 下山途中、イワナシやマンサクの花と出会うことができた。

イワナシ
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マンサク
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フキノトウ
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 そして、某所には白花のシラネアオイやシロバナエンレイソウが・・・

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